ジャズの壁を越える本 | 東京 わがまち猫日記

東京 わがまち猫日記

東京江戸川区に暮らす楽しい「わがまち猫」たちの日記です。

現在、並行して積ん読しているうちの一冊。本


日本のジャズの歴史に数々の金字塔を打ち立てた、
ギタリスト・布川俊樹さんの2010年の著書。
「ジャズの壁を越える100のアイデア」Fギター


タイトルは養老孟司さんをもじったわけではない。
でも安部公房は夢中で読んだ・・・とのこと。

 

音大講師で雑誌の連載も多い布川氏が、
100の質問に回答する形の構成になっていて、
演奏法や作曲法などの専門分野はもちろん、
布川氏ならではのジャズ哲学が多分に盛り込まれ、
硬軟公私織り交ぜたエッセイも読み応え充分です。合格

 

時に1977年、大学祭の部室には、
T-スクエア結成前の伊東たけしさん、
カヅミバンド前のキーボード笹路正徳さん、
早稲田のブルースギタリスト吾妻光良さん、
ベーシストの金沢英明さんらがいらして、
「香津美さんが好きなの?秋山もいいよ。」と言われ、
秋山一将さんを見てビビった話とかも。汗


そういえば大村憲司さんや松原正樹さんも
「NEW YORK」のメンバーでしたね。音譜