最近どう?家庭教師の甲野です。
「最近どう?」ってよく使われますが、なかなか答えようがない質問ですよね(^^;
今日は、長続きするモチベーションの状態について紹介したいと思います。
あなたは、何かを続けたいと思っているけど、続かなくて自己嫌悪に陥った事はありませんか?
何かを続ける事に物凄く労力を使い、努力し続けなければならないと思って苦しんでいませんか?
そして、そんな経験を何度も積み重ねてしまった事で、それを打ち破る事が難しくなっていませんか?
こういう状態になってしまう人には、実はある共通点があると思います。
それは、「やらなければならない!」という強迫観念に駆られているという事です。
普通、長続きしない人は不真面目でやる気のない人だと思われがちです。
確かに、そういう人もいると思います。
しかし、実は真面目な人ほど長続きさせる事が難しいのです。
何故なら、「やらなければならない!」と思い込んだ時点で、誰だってやる事が億劫になってしまうからです。
「やらなければならない!」というのは、自分にできない事をできるようになろうと意識する事です。
確かに、それはとても大切な事です。
しかし、それを「難しい」とか「大変だ」とか「どうせできない」とか思ってしまうと、長続きしません。
さらに、周りが「ダメじゃないか!」とか「皆頑張っているんだぞ!」とか「続けなさい!」とか急き立ててしまうと、ますますハードルが上がってしまいます。
真面目な人ほどそれを深刻に受け止め、足取りが重くなり、続ける事が難しくなってしまうのです。
では、長続きするモチベーションとはどんなものなのでしょうか?
それは、「やらなくても良いや。まぁやるけど。」くらいに思うという事です。
自分に「できる」という事を信じ、そうなるように自然と行動を取っていくという事です。
そうすれば、心理的なハードルはグッと下がり、淡々と続けていく事ができるようになります。
僕は小学校入学から高校卒業までの12年間、無遅刻無欠席でした。
これは、「無遅刻無欠席になるようにしなければ!」と頑張っていた訳でなく、学校へ行くのが好きで毎日通っていたら、いつの間にかそうなっていたという感じなのです。
周りの人は「休んでも良い」「休んだ方が良いんじゃない?」と言っていたくらいなので、そんな感じの方がモチベーション的にも続けやすいという事だと思います。
試験や大会など、終わりがある事に関しては、「やらなければならない!」と思ってやる事も大切です。
しかし、仕事や趣味など、終わりがない事に関しては、「やらなければならない!」と思わない方が長続きします。
「やらなくても良いや。まぁやるけど。」と自分や周りの人が思っているくらいの環境が、一番物事を続けるモチベーションになりやすいと思います。