星組 新人公演 「ベルリン、わが愛」 感想 その1 | エイシャントドリーム 宝塚つれづれ

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趣味は観劇、読書、お酒を飲むこと。

星組 新人公演

 「ベルリン、わが愛」 

感想 その1

 

 

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新人公演らしい公演だった。

真ん中の二人は

新公らしさあふれていたが

周りを固める役者は

芸達者揃いで

観ていて面白かった。

 

脚本はアレだけど、

新公メンバーの方が

映画に懸ける熱意を

ストレートに

表現できていたように思う。

 

 

 

 

音符テオ・ヴェーグマン役

しん君(極美慎さん)

 

新公初主演。

声もまだ出来上がっていなくて

若いなぁ、というのが

良くも悪くも前面に出ていた。

 

ただ、このテオという役、

助監督から初めて

一本立ちして

監督作品を作るというのが

新公主演に重なり、

拙いながらも

その情熱が感じられた。

 

歌もまだまだが

声の伸びは悪くないし、

素直さがあった。

 

また、演技も足りないことが

いっぱいあるが、

今後の経験次第で

カバーできるのではないかな。

 

ジルに対しての

愛情もまだ表現の幅は

ないものの、

彼女への

大きく温かな愛が

出ていて良かった。

 

まだ研3なので

これから学んで

身に着けていくことが

いっぱいあるけれど

スタイルも良く、

非常に素直で温かな

オーラが感じられたので

今後が楽しみ。

 

 

音符ジル役:

せーらちゃん(星蘭ひとみさん)

 

若かりし頃の

ユズミさんみたいな

せーらちゃん・・・。

(「ジュビレーション!の

ネココスプレのあたりに似てる)

 

見た目の派手さと

可愛い娘役らしい声に

ギャップが。

 

こちらも新公らしい

素直なジル。

 

ひょんなことから

映画に出ることになり

見出されて

テオとともに

映画作りに青春を懸ける

その姿がよく伝わった。

 

普通の女の子から

テオの指導や愛情で

どんどん女優らしくなる様子を

上手く表現していた。

 

演技は素直で

悪くないと思う。

 

 

音符エーリッヒ役:

ぴーすけ君(天華えまさん)

 

主演経験があるし、

別箱でも目立つ役を

している経験がある分、

とても落ち着いて見えた。

 

テオと友達というのが

よく伝わった。

 

絵本作家だけれど

テオに誘われて

映画をつくることに

情熱を注ぐ様子が

伝わった。

 

ルイーゼロッテへの

ストレートな愛情も

星男らしい熱さがあった。

 

ここのところ

歌もいいし、

舞台での大きさも出て

楽しみだな。

 

 

 

 

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