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北寄りの風がまた季節を加速させて、青空と白雲がまるで海原と白波のように見えた、そんな陽射し注ぐ爽やかな秋日の11月霜月も下旬となって来た週末土曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば夜風が穏やかにそよいで、見上げた夜空に白く光る十夜月が浮かぶ午後七時過ぎだった。

つい先日東中野新店を訪れた際に、そう言えばこの駅傍にも二郎系のラーメン店があったなと気づいたことがあって、この土曜日になんとなく二郎気分となりそれならば今夜はそこを訪ねて見るかとなった。

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そんなわけでまた東中野で途中下車して、中野寄り西口改札口を抜け程ない左手の出口へ。線路から一つ奥の道路を左折して行くと、程ない左側に「おおっ」と口にしたくなるほど風情も豊かなこちらが佇んでいた。

ネットによれば2009年4月8日にオープンした、二郎系だけに野菜増しにするとモヤシがやたら多めになるこちらのようだった。

店頭の店名が記された黄色いビニールシートには、火が掛けられたズンドウ、豚、キャベツ、ニンニク、長ネギ、タマネギ、ニンジン、それらのシルエットが映し出されていた。

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さっそく入店して行くと直ぐ右手に券売機があり、そこで予定通り醤油味のらーめんを選んで、豚増し2枚のボタンを連打した。

券売機のボタンを見ると、醤油らーめん、塩らーめん、魚らーめん、カレーらーめん、味噌らーめんがラインナップされていて、どの味にもつけめんが用意されていた。

豚増しボタンは2枚と3枚が用意されていて、1枚あたり100円で提供されていた。玉子は味玉に生卵もあり、メンマとネギの追加トッピングのボタンもあった。

券売機の傍には営業時間の案内と共に昼のランチサービスとして、味玉・麺大盛・ライスの何れか一品が無料になる張り紙もあった。

そして二郎系らしく無料増量サービスと記された案内もあり、そこには野菜・にんにく・からめ・あぶらが選べることが記述されていた。

振り返り中ほどまで進んでからその周辺のカウンター席へ腰掛けて、厨房におられた方にチケットを見せるとニンニクの確認を受けたので、それをお願いしつつもアブラ・カラメもお願いすることにした。

本来ならヤサイもお願いするところだが、ネット画像がやたら凄かったし夜もあってそちらは自重することにした次第だった。後続客が続いて、にわかに活気づく店内。程なく到着。

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なるほど野菜のモヤシはデフォルトでも、そこそこの量となっていた。自家製麺のこちらのようで、入口に小麦粉の大袋が見受けられた。麺量は並盛りで、270gとなるそうだ。

それではと行かせて貰えば、自家製麺の持ち味も素敵な二郎系らしい味わいが実にたまらないもの。どちらかと言えば二郎系と言うよりも、ラーメン大の風合いに近いこちらだった。

醤油スープがそんなラーメン大のようなもので、麺はかなりの極太仕様と言えた。この麺が大変素晴らしいこちらで、その大いなる個性を造作するものだった。そして豚チャーシューが途轍もなくこれまた素敵なシフトで、もう大満足なこちらの二郎系ラーメンと言うしかなかった。

後半になってから卓上調味料の七味唐辛子と黒胡椒を振り掛けてさらに愉しんだ。そんな風情もなかなかで、それだけに気がつけば完食だった。

塩味に味噌味にカレー味など、違う味も気になるところ。いや、かなりとんでもなく絶大に果てしなく、怒涛の如く素晴らしかった後日再訪必至なこちらであった。

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★ らーめん 一 【ハジメ】

※自家製麺~平打ち多加水気味極太麺 並盛り麺量270g

住所/東京都中野区東中野1-56-4 TEL03-5942-9820 定休日/無休 営業時間/平日11:30~14:30中休17:30~23:00◆土日祝11:30~15:00中休18:00~21:30
※アクセス
JR中央線東中野駅西口下車。改札口を抜けたら程ない左手の出口から出て、線路から一つ奥の道路を左折して程ない左側にあり。
 

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