先週で終了した2018冬のNYレストランウィーク。
NYの皆さまは楽しまれたでしょうか。

私は今回は3回参加。
今日は2/8、最後に行った「Temple Court」のレポです。

この日はゴルフ友達、由美ちゃんのお声がけで、
女性5名のランチ。
私以外は郊外からいらしたので、
NYらしく、お洒落なお店ということでおススメしました。

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実はこのお店、昨年夏のレストランウィークでご紹介した「Fowler & Sons」と同じお店。
昨夏の訪問直後にいきなり改名したのでびっくりしました。
その理由はあとで書きますね。

FiDi(Financial District)にあるthe Beekman Hotelに入っているレストラン。
私はこのホテル、雰囲気があって大好きです。

ダイニングルーム。
シャンデリアが豪華です。
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ステンドグラスも美しい。
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ここのレストランウィークランチ、
昨年大変気に入ったのですが、
今回もとても良かったです。

何より嬉しいのが、選択肢がたくさんあること。
それだけでかなりポイント高いです。

前菜7品。
グラスワインを$12で出しているのも気が利いていますね。
お水はフラットかスパークリングを選べるのですが
チャージ無しなのが嬉しい。

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メインは9品、デザートは5品から選べます。
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さて、前菜です。

オイスターのスープに惹かれつつ、
前回パスタが美味しかったので、
今回もパスタを選びました。
(と申し上げたら、他の皆さんもそうされました。)

実は、パスタが前菜に入っている、というのもポイント高いです。
大抵のお店はメインに入れますから。
そうすると、パスタも食べたいけど、
お魚かお肉も捨てがたいわ〜、って悩ましくなってしまうんですよね。

今回はパスタの選択肢が3種類もありました。


Ricotta Gnudi with Brussel Sprouts, Chestnuts, Brown Butter and Sage
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ニョッキのようなパスタ。
芽キャベツとセージ、好相性。
シンプルで優しいお味、好きです。


Spaghetti with Broccoli Pest, Calabrian Chilies and Black Olives
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美味しかったですが、ブロッコリーよりもオリーブの味が強くて、少し予想と違いました。
お味しょっぱめ。

私が選んだパスタは、
Cavatelli with Smoked Lamb, Squash and Kale 

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煮込んで柔らかくなったラム肉、ケール。
Cavatelliはシコシコした歯ざわりのショートパスタ。
スクワッシュはソースに溶け込んでいたのか
あまり存在を感じませんでした。
あしらってあるローズマリーが良い香り。
こちらも味しっかりめでしたが
メインになりそうな一品で、とても美味しったです。


メイン。

Salmon with Beets, Heirloom Grains and Creme Fraiche 

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赤いのは、ビーツと体に良さそうな雑穀のソース。
色は強烈ですが、穏やかなお味でした。
綺麗だし、食感も楽しめてGood。

インスタ映え〜〜
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ゆうこさんが選んだのは
Chicken Waldorf Salad with Walnut, Celery and Grapes
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普通に美味しい、とおっしゃってました。
とても大切なことですね。


Skate Meunière with Lemon, Caper, Spinach and Leek

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これ、今回のランチのベストディッシュでした。
Skateとは、エイのヒレ。
といっても、マヨと七味で食べる居酒屋のおつまみとは違いますよ。
ビストロ料理の定番ですね。
粉をつけてムニエルにした身はしっかりと肉厚で、
とてもジューシー。
下にたっぷりと敷いてあるほうれんはシンプルな塩味。
最近、お洒落なお野菜の付け合わせが主流なので、
この懐かしい感じがかえって新鮮に感じました。

デザートで人気だったのがこれ。
Banana Tarte Tatin with Sesami Caramel
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焼いたバナナがほくほくでポテトみたい。
素朴で好感が持てました。

そして、これも大正解!
クラシックなデザート
Baked Alaska with Chocolate and Pecans
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チョコレートケーキの上にアイスクリーム。
アイスクリームの周りをメレンゲで覆って焼き色を付けてあります。
見た目のインパクトなかなかすごいです。
そして、とっても美味しかったですよ。

今年も、選択肢、ボリューム、お味と、とっても満足できる内容でした。
来年もリピかな。


さて、前述した改名の件。
ご興味のある方はどうぞ。

「Fowler & Wells」というのは19世紀にこの場所にあった科学研究所兼出版社の名前。
それをレストラン名にしたのですが、
この組織、骨相学の研究を人種差別や奴隷制度を正当化するために利用していたのです。
それを知ったレストランオーナーのTom Colicchioは、オープンしてまだ1年たたないレストランの改名を決断しました。
当節、こういったことはとてもセンシティブな問題ですし、Colucchio氏自身、人種差別的な発言を繰り返すトランプ大統領にも批判的な人。
かなり早くに改名を決めたようですが、
手続きに数か月と5万ドルから10万ドル(約550万円から1100万円)の費用がかかったそうです。
レストランの名前1つ決めるのにも
しっかり調査して問題がないように命名しなくちゃ、ですね。
もっと詳しく知りたい方はニューヨークタイムズの記事をどうぞ。


昨夏の記事、ご参考までに。


そうそう。
隣の隣のテーブルで、「ひょっこ」の時子を演じた佐久間由衣ちゃんがお食事してました。
テレビで見るよりももっと小顔で可愛かったですよ〜。
ボッテガヴェネタのショーにお仕事で来てたようです。


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nymamine です!


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