女一匹冬のシベリア鉄道の旅

織田博子の本。

まず一言。無理に感動させるな。

さて、本屋を徘徊していて偶然見つけたのがこの本。(実際には北欧女子の隣にあったから見つけただけ)
冬のロシアに乗り込もうという侠気(?)に引かれたのも事実だったが、ロシア人というのがどんな生き物かにも興味が湧いた。

で、買って読んでみた結果が一言目だ。
最後の方に、無理に感動させてしまっているので、返って萎えてしまった感じがある。
誠に残念だ。

それ以外にも、書かれている料理があまり美味しそうに見えなかったりと、難点が多かったが、それでもシベリア鉄道の旅がどんな物かは少し理解出来たように思う。(実際に体験していないので、理解しているとはとうてい言えないから、錯覚以外の何物でもない)

そうそうもう一つ。
この本を読んで、近くにピロシキが売っている店がないか探してしまった。
昔食べて美味しかったのを思い出したから。

田中くんはいつもけだるげ 9

ウダノゾミの本。

まず一言。この世界に移住したい。

さて、山無し谷無し落ち有りのこの本も9巻目だ。
現実世界でせっつかれている身としては、とても魅力的な世界で、一日くらいは居てみたいと思う。(暇なのに耐える自信がない)

主役が登場しない回や、外食店に驚異的な新人が入ってみたりとしたが、俺のお気に入りは大田がけだるげになったり、攻撃的になった話し。
ああいう時ってあるよなと共感してしまった。

新・闇狩人 3

細川 真義 坂口 いくの本。

まず一言。悲喜こもごもだね。

今回、主要登場人物の過去がちらほら見えたり見えなかったりしたが、その中でも一人、ボクシングのプロテストに落ち続けた奴がいた。
はっきり言って死亡フラグだろう。(前作の空手家と同じ立ち位置だ)

まあ、それは置いておいて。

今回お気に入りは、間武士の不幸ぶり。
大家さん(?)にカレーはかけられるし、結局瑠璃の面倒を裏も表も見る羽目になるし、散々だと言えば散々だ。
そのご褒美に、巨乳女子高生と仕事が出来るのかとか深く勘ぐってしまうくらいに。


ランキングに参加しています。お暇なようでしたら、下の電子住所をひっぱたいてください。
http://blog.with2.net/link.php?1740066