旅客機で飛ぶＭｉｃｒｏｓｏｆｔ Ｆｌｉｇｈｔ Ｓｉｍｕｌａｔｏｒ Ｘコース攻略テクニック 無線標識と航空管制による完全ナビゲーション！仮想の地球をどこまでも飛ぼう！ 田中久也。
と言う本を買い込んだ。
いやね、あちこちで色々なことを書いている人は知っているのだけれど、電子データではなく、紙に書いた攻略本が欲しくなって探して手に入れたのがこれ。
十年も前に発売されているのに、未だに新品が手に入る辺り、俺と同じような感覚の人も多いのだろう事が分かった。
ちなみに著者の他の本を探してみたが、全部仮想空間で飛行機を飛ばすもんだったのには驚いた。
他にネタはないのかとか聞きたくなるが、助かったのも事実。
もっと言えば、十五年前にこの手の本に出会っていたら、俺の飛行時間はかなり凄まじいことになったのにとも思う。
同じだけ投資する金額も増えたはずだから、貧乏になっていたことも確実だ。
ただ文句を付けたいところもある。
飛行計画の作成について書かれていなかったり、少々表現が分かりにくかったりするところがあった。（まだ半分くらいしか読んでいないし飛んでいないので、この後に解説があるかも知れないが）
まあ、何度か読み返せばおおよそ見当が付く物ばかりだったので、大した問題にはならなかったが。
もう一つ感じたことと言えば、十年前とは明らかにこちら側の環境が変わっていると言う事だろう。
大規模電子情報網の急速な発達のお陰で、入手できる情報の量が爆発的に増えた。
その情報の多さに困惑している俺のような人間もいるが、熱心に調べて行けばそれなりのことが分かるというのは大きな違いだ。
久しぶりに購入したせいだろうが、かなりの違いを日々感じつつ楽しんでいる。
現在の飛行時間は、五十時間ほど。
どの程度までのめり込めるかは、全く不明だ。
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