さて、何度か書いているので覚えている人も多いと思うが、俺は原子力発電再開賛成派だ。
今年の冬はかなり寒かったので、原発が稼働していれば電力需給に戦々恐々とすることはなかったのにと思っている。
だというのに、あちこちで原発再稼働反対派が猛威(?)を振るっている。

先に断っておくが、反対活動をすること自体に何かを思っているわけではない。
大いに自己主張をすればいいと考えている。

ならば、何故、ここにこんな事を書いているのか?
それは、明確な記憶ではない上に、確認を取ることが極めて困難なので信頼度は低いが、大阪の原発付近で反対活動をしている連中の映像を見たからだ。(電力会社だったかも知れないし、他の都市だったかも知れない)

そう。その集会に集まった連中が、太鼓を叩きながら絶叫しているという映像を見たことで、俺は反対運動全てに対して不審を抱いている。
どう見ても、頭を使って活動しているとは思えないからだ。

あちこちで書いているが、批判する時にも頭を使ってやるべきだと思っているし、出来るならば代案を示すべきだとも思っている。
気に入らないことを、気に入らないと言う権利はあるだろうが、それを行使したらどうなるかについて責任を感じて欲しいのだ。(あまり人のことは言えないのかも知れないが)

さて、これも何度か書いていることなのだが、原子力発電所を殆ど止めている現状で、原油が値上がりしたらどうなるかについて、反対派はどう考えているのだろうか?
それが全く見えてこない。
既にガソリンや灯油が値上がりしているにも関わらずだ。(俺は車には乗らないので、灯油の値上がりしか実感が湧かないが、情報としては知っている。はず)

原油が値上がりすれば、あらゆるものの値段が上がる。
そんな時に原発が稼働していれば、発電に使う燃料を他の用途に使うことが出来る。
これは太陽光を始めとする、いわゆる再生可能エネルギーにも言えることだ。
発電できている間は、燃料である原油を使わないか、減らすことが出来るはずだからだ。
そう。再生可能エネルギーを一概に否定できないのは、発電に使う原油の量を減らせると考えているからだ。

これも何度か書いているが、原発反対派は積極的に再生可能エネルギーを推進すべきだ。
しかも、既に技術的に完成していて、発電量を安定させることが出来ている地熱発電を。(水力を除く、再生可能エネルギーでは発電量が安定できなかったはず)

結論を書こう。

理想を掲げるのは良いことだが、それへ進むための努力をしない。
今の反原発派はそんな我が儘な子供としか、俺には見えない。
これも何度か書いているが、再びここに書いておく。


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