不夜城 (角川文庫)/角川書店
¥720
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たまにはこれ。
初めて読んだのは高校生の時。
夜とぶ蝙蝠、どっちつかずのハーフ、偶然を信じる奴はマヌケ、全てうそ、金で飼い慣らし、情報を牛耳れ。
歌舞伎町への憧憬。
決して、英雄ではない主人公。
しかし、成長を遂げ、怪物と渡り合う。
いつしか、主人公への嫉妬に近い感情。
思えば、笹尾明孝が道を踏み間違えたのもここが原点だったような、そうでもないような。
旧約聖書のゲーム理論―ゲーム・プレーヤーとしての神/東洋経済新報社
¥3,024
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旧約聖書で、神と人間をプレーヤーとし、お互いのエゴが対立するゲームとして、解析してみた本。
もちろん、全知全能の神がその創造物である人間などとエゴをむき出しでゲームすることなど不要のはずだが、
神にとっての効用は、人間が神に従うこと
人間にとっての効用は、神に従わないこと
をそれぞれ第一順位と仮定する。
また、神にとって第一順位として、人間が神に従うことにより、人間はエゴを抑圧されるだけでなく、例えばアブラハムがイサクを生け贄にされかけたように、犠牲も強いられる。
しかし、神は人間が人間にとっての第一順位を選択せず、神に従う選択を行うことで、イサクを助命するだけでなく、アブラハムをいわゆる祝福し、人間にとって、最悪の結果である、エゴを抑圧される、イサクを失う、という第四位の結果ではなく、『神に従う、イサクを失わない、祝福される』という第二位の結果を得ることになる。
この展開は、旧約聖書のすべてに通じて共通の展開であり、時に人間がエゴを優先した場合には、バベルの塔よろしく、『人間はエゴを通す、神の罰を受ける』という第三位の結果を得ることになる。
もちろん、自由を、もしくは死を、という高潔な精神が犠牲という結果よりも優先されるという考え方もあり得るが、どちらも得るということは、あり得ない。
結論として、神は、創造物たる人間にエゴを抑圧することを条件に助命し、神の栄光を証明する。
人間は、神を畏怖し、エゴより神を優先することで、神の栄光を証明する。
旧約聖書は、神と人間が、人間にとって、第二順位と思われる結果を選択することで、神の栄光を証明する物語である。
アーメン。
神に栄光あれ。と願ってやまない笹尾明孝でした。
ハレルヤ。
¥3,024
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旧約聖書で、神と人間をプレーヤーとし、お互いのエゴが対立するゲームとして、解析してみた本。
もちろん、全知全能の神がその創造物である人間などとエゴをむき出しでゲームすることなど不要のはずだが、
神にとっての効用は、人間が神に従うこと
人間にとっての効用は、神に従わないこと
をそれぞれ第一順位と仮定する。
また、神にとって第一順位として、人間が神に従うことにより、人間はエゴを抑圧されるだけでなく、例えばアブラハムがイサクを生け贄にされかけたように、犠牲も強いられる。
しかし、神は人間が人間にとっての第一順位を選択せず、神に従う選択を行うことで、イサクを助命するだけでなく、アブラハムをいわゆる祝福し、人間にとって、最悪の結果である、エゴを抑圧される、イサクを失う、という第四位の結果ではなく、『神に従う、イサクを失わない、祝福される』という第二位の結果を得ることになる。
この展開は、旧約聖書のすべてに通じて共通の展開であり、時に人間がエゴを優先した場合には、バベルの塔よろしく、『人間はエゴを通す、神の罰を受ける』という第三位の結果を得ることになる。
もちろん、自由を、もしくは死を、という高潔な精神が犠牲という結果よりも優先されるという考え方もあり得るが、どちらも得るということは、あり得ない。
結論として、神は、創造物たる人間にエゴを抑圧することを条件に助命し、神の栄光を証明する。
人間は、神を畏怖し、エゴより神を優先することで、神の栄光を証明する。
旧約聖書は、神と人間が、人間にとって、第二順位と思われる結果を選択することで、神の栄光を証明する物語である。
アーメン。
神に栄光あれ。と願ってやまない笹尾明孝でした。
ハレルヤ。
とんでもチャイナ。
歴史の深さとは恐ろしく、現代人がどれほど逆立ちをしても、春秋戦国時代の教訓、権謀術策の前には、赤子も同然です。
戦国策 (講談社学術文庫)/講談社
¥1,350
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但し、著者の近藤光男先生も前書きで仰せの通り、時代劇として、楽しみながら読むのが、妥当なのでしょう。
巻蔵、第一話を紹介しますと、お題目は謀夫。。。
魏王が楚王に美女を送った。
楚王はその美女を大変ご寵愛された。
楚王の夫人は、ご寵愛を知り、その美女に贈り物をあげるなど、大変かわいがった。
王様は、夫人が嫉妬しないどころか、美女をかわいがるので、大変感心していた。
ある日、夫人は、寵愛される美女に、王様はおまえのことをたいそうご寵愛だが、鼻だけは気に食わないらしい、今後は王様の前では鼻を隠すように。。。
王様は、美女がいつも鼻を隠すので、夫人に、なぜだろうか尋ねた、夫人は、美女が王様の匂いを嫌がってのことだと伝えた。
王様は、お怒りになり、有無を言わせず、美女の鼻をそぎ落とした。
ひぃっ。
怖い話ですよね。。。
以上、笹尾明孝がお送りしました。
歴史の深さとは恐ろしく、現代人がどれほど逆立ちをしても、春秋戦国時代の教訓、権謀術策の前には、赤子も同然です。
戦国策 (講談社学術文庫)/講談社
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但し、著者の近藤光男先生も前書きで仰せの通り、時代劇として、楽しみながら読むのが、妥当なのでしょう。
巻蔵、第一話を紹介しますと、お題目は謀夫。。。
魏王が楚王に美女を送った。
楚王はその美女を大変ご寵愛された。
楚王の夫人は、ご寵愛を知り、その美女に贈り物をあげるなど、大変かわいがった。
王様は、夫人が嫉妬しないどころか、美女をかわいがるので、大変感心していた。
ある日、夫人は、寵愛される美女に、王様はおまえのことをたいそうご寵愛だが、鼻だけは気に食わないらしい、今後は王様の前では鼻を隠すように。。。
王様は、美女がいつも鼻を隠すので、夫人に、なぜだろうか尋ねた、夫人は、美女が王様の匂いを嫌がってのことだと伝えた。
王様は、お怒りになり、有無を言わせず、美女の鼻をそぎ落とした。
ひぃっ。
怖い話ですよね。。。
以上、笹尾明孝がお送りしました。