たけじいの気まぐれブログ

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ふっと思い出した故郷の言葉 No.03 「~くんない」

2017年02月03日 13時29分43秒 | 懐かしい故郷の方言

子供の頃 使ったり聞いたりした言葉(方言)も 故郷を離れて 50年、60年も経つと すっかり 忘れてしまっていますが 時々 ふっと 断片的に 思い出すことがあります。
昭和20年代から30年代に 北陸の山村で育ちましたが 祖父母、父母共 東京から移り住んだ家だったせいも有り 本当の地元の言葉(方言)が 身に染み付いていなかったということでしょう、思い出せる言葉(方言)も それ程 多く有りませんが やっぱり 懐かしくなります。

No.03 「~くんない」

「下さい」という意味で 使っていたように 思います。

例えば

「コンバン オラウチ キテ クンナイ」
(今晩 私の家に 来て 下さい)

「スイカ トレタ ソイ タベテ クンナイ」
(スイカが採れたので 食べて 下さい)

「コッペパン ト アンパン クンナイ」
(コッペパンと アンパンを 下さい)

No.01 「おぞい」 → こちら

No.02 「またじ」 → こちら


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6 コメント

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瀬戸内で生活 (やれこら)
2017-02-03 17:51:29
されたことがおありのtakezii様です。
備後弁はよくご存じと思いますが
意味不明というより,全く逆の意味にとられる言葉が当地には有ります。
物を持ち上げる時につかう,『さげる』です。
当地で,「これさげて⤴」,と言えば持ち上げるという事になりますが,他所から来られた人は
『下ろす」と理解される様です。

「またじ」の意味は,皆様のブログで分かるようになりました。

さげる、 (takezii)
2017-02-03 18:30:14
40年以上も前に 福山に半年間 居ただけですので 記憶も曖昧、
「さげる」も 聞いたかも知れませんが 忘れてしまっています。
北陸では 「神棚から お神酒を さげる」というように 「下ろす」の方でしたね。
全く 逆となると とんでもないことに なりそうですね。
こんばんわ (たか)
2017-02-03 20:07:51
方言はいいですね。
「くんない」こちらでも使っていましたよ。
「くんる」という人もおりました。
この「くんる」は高校時代の後輩が使ったのを聞いて
こんな言葉が有るのかと驚きましたが
この人はレキッとした群馬県生まれ
それから、ことあるごとに、おふざけで「くんる」を使う様になりました。

こしらえる⇒こしゃる
持って行きなさい⇒持ってぎない
見つけた⇒めっけた
とも言ってましたね。
くんない (takezii)
2017-02-03 20:31:53
群馬県でも 使っていましたか。
やはり 地元の人、どんどん 出てきますね。
方言も 次第に 使われなくなり その内 知って人がいなくなり 郷土資料館にでも 行って 調べないと 分からなくなるんでしょうか。
昔 集落の家を呼ぶ時は 屋号で呼んでいましたが 最近 たまに田舎に行った時 聞えてくるのは 「~さん」ですものね。地方も変わりました。
いいですね (おじしゃん)
2017-02-04 10:17:22
takezii さん、おはようございます♪

この歳になると方言があったかく感じます (笑)

「くんない」・・・田舎では 「くんねぇ~」 でしたね。
やれこら さんの 「さげて」 はやはり、下す方になりますね。
たか さんのところとは、ほぼ似ていますね。

屋号で呼び合う、田舎ならではの風習 (?) 、好きですね。
ちなみに我が家は 「平次郎(へいじろう)」 でした。
葬儀の時、花輪の名前を 「平次郎」 とお願いしましたら、
「平 次郎(たいら じろう)」 になっていました (笑)
おじしゃん様、こんばんは、 (takezii)
2017-02-05 18:17:26
方言・・次第に 使う人が減り 下手に使うと 恥かいたり するようになってきましたね。
「平次郎」さんが 「平 次郎」さん、
大笑いですね。
「五左衛門」(ございむ)さん とか 「しょざいむ」とか 「おけや」とか 「信兵衛(しんべい)」とか 呼んでいたのを 思い出しました。

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