たけじいの気まぐれブログ

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ふっと思い出した故郷の言葉 No.17 「たびのしゅう」

2017年04月01日 09時48分44秒 | 懐かしい故郷の方言

子供の頃 使ったり、聞いたりしていた言葉(方言)も 故郷を離れて50年以上も暮らし すっかり忘れてしまっていますが 突然 ふっと思い出すことが あります。
故郷は 遠きにありて 想うもの・・・、
ふっと思い出した時に 書き留めておこうかなと 思っているところです。

No.17 「たびのしゅう」
根っからの地元の人でない人のこと、または お盆や正月に帰省しているような人のこと を 地元の人が そう呼んでいたような気がします。

例えば

「タビノシュウモ オルモンデ ハヨ シマイニセンカネ」
(よそから来てくれた人もいますから 早く 終わらせましょう)

「タビノシュウ エンリョセント ヨバレテクンナイ」
(遠くから来てくれた皆さん、遠慮しないで 召し上がって下さい)


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コメント (8)    この記事についてブログを書く
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8 コメント

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これは (tappe)
2017-04-01 12:38:22
よくわかりました。当地でも遣っていました。「旅の人」とも言っていました。「旅」には他所、特に都会の意味があったように思います。この言葉とともに亡くなった兄なども思い出しました。
tappe様、こんにちは、 (takezii)
2017-04-01 12:58:24
単なる旅行者という意味でなく それは 「地元を離れて 都会に行ってしまった貴方も いつか 旅を終えて 地元に戻ってくる人、旅の途中の人なんだ」という意味合いも込められているような感じがして 私等 なんとなく 後ろめたい気持ちになったことがありました。
私も (ろこ)
2017-04-01 14:39:35
こんにちは。
 私も長い間
 あんたは「旅のしゅう」「旅の人」だで。
 と言われ続けておりました。
 東京から東海地方に嫁いだ私に、近所の人は「よそ者」という意味でそう呼んでいました。
 「旅の人」はいつかまた、どこかほかの地に行くもののと考えられているようで、「よそ者」とくくられているようで、さみしかったです。
 
ろこ様、こんにちは、 (takezii)
2017-04-01 15:35:24
コメントいただき 有難うございます。
東京から東海地方に嫁がれた ろこ様の 当時の寂しさ 良く分ります。田舎には 封建的な村社会、因習いっぱいの時代でしたからね。 
東京から北陸の山村に疎開し そのまま定住したウチも ずいぶん後年まで「疎開者」「旅の衆」 と呼ばれて 地元農家とは 別枠で見られていたように思います。
次第に 地元民化していきましたが 就職で 地元を離れた後には 帰省等すると また 「旅の衆」と 呼ばれたもんです。
私にとっては 北陸の山村が 旅の途中だったことになってしまいましたが・・・。

方言 (たか)
2017-04-01 18:11:31
箕輪では日常的に使っている「衆」です。
相手が他所の者でなくても使います。
例えば
若い女性 「これ力が必要だわね、私には無理みたい」
昔の女性 「ほれ、ワケエモンが困ってるよ
        そこの男衆、ちょっくら手ぇ貸してくんねぇかね」
ってな具合です。
最近は世代交代が進み余り聞かれなくなりましたが
それでもお年寄りの間では使われていますね。

こんばんは (のびた)
2017-04-01 18:39:15
旅の衆 いわゆる部外者に対するよそ者より あたたかな響きがありますね
方言も大切な日本の文化です
たか様、こんばんは、 (takezii)
2017-04-01 21:50:30
そう言えば 「男衆」「女衆」という言葉も 使われていましたね。
「男性の皆さん」「女性の皆さん」・・なんて 言う雰囲気 有りませんでしたし。
たか様地方、お年寄りの間では まだ 使われているんでしょうね。 
のびた様、こんばんは、 (takezii)
2017-04-01 21:57:07
「いつか 帰って来いよ、戻って来いよ」という思いが込められた 呼び方なんでしょうね。
長男だった私等 特に いつ 戻って来るんだ と 言われんばかりの ニュアンスに感じたものです。

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