≪刑務所入所 女性が1割…15年、割合最高(゜o゜)・・≫ | ★☆IT派遣営業マン「テル」が教える人材派遣で稼ぐ技術!☆★

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先日、女性に関する、とある調査結果が発表され、目に止まったのでご紹介したいと思います。
 
早速ですが、こちらをご確認ください。
 
まずは読売です。

刑務所入所 女性が1割…15年、割合最高
 
 法務省は11日、今年の「犯罪白書」を公表した。2015年に刑務所に入所した受刑者2万1539人のうち、女性の割合は過去最高の9・9%(2124人)に上り、1996年の4・8%(1071人)から倍増。刑務所に複数回入った女性は986人に達した。同省は、女性の再犯防止に重点的に取り組む必要があるとしている。
 
 15年に窃盗や傷害などの刑法犯で検挙された女性は4万9282人。このうち33・1%の1万6297人が65歳以上の高齢者だった。14年に出所後、2年以内に再び刑務所に入った女性は13・5%。男性は過去10年間で3・4ポイント減ったが、女性は2・3ポイント増えた。
 
 一方、15年の刑法犯の検挙者は23万9355人で、3年連続で戦後最少。このうち再犯者は11万4944人で、再犯者率は19年連続で上昇し、過去最悪の48・0%(前年比0・9ポイント増)だった。刑務所の再入所者の割合も、59・4%(同0・1ポイント増)で、12年連続で上昇した。
 
女性受刑者の更生 手探り…犯罪白書で最高 職探しや子育て支援
 
 11月11日に公表された今年の「犯罪白書」は、刑務所に入所する女性の割合が全体の1割に達する実態を明らかにし、女性の犯罪を継続的に調査していく姿勢を打ち出した。女性の犯罪の連鎖をどう断ち切るのか。生活支援や子育て指南など更生の現場では試行錯誤を続けている。
 
■施設で徐々に
 
 「自分が異常だということをどうしても受け入れられなかった」。全国に7か所ある女性専用の更生保護施設の一つ「紫翠苑しすいえん」(東京都八王子市)で暮らす20歳代の女性はそう振り返る。
 
 女性は万引きを繰り返した末、約5年前に初めて刑務所に入所した。衝動を制御できない精神障害の可能性を指摘されたが、受け入れられなかった。出所後も盗みをやめられず、昨年、常習累犯窃盗罪で懲役1年6月の実刑判決を受けた。
 
 再度の刑務所生活で医師やケースワーカーと相談するうちに、「罪を犯した自分を受け入れ、克服したい」と心境に変化が生じた。先月、仮釈放が認められ、紫翠苑に入った。
 
 紫翠苑には年間約40人の女性が入所し、矯正施設の元職員や介護福祉士ら5人の常勤職員が職探しなどを支援する。名取雄三施設長(69)は「過去に虐待を受けるなどトラウマを抱えている人が多い。再犯防止には、常に支えになる存在が必要だ」と話す。
 
■看護師ら指導
 
 女性受刑者数は、1996年の1071人から年々増加し、2004年以降は2000人以上で推移。女性を収容する刑事施設の収容率は15年末で94・2%と高率の状況が続いている。
 
 法務省は14年1月、女性の特徴を踏まえた刑務所での処遇や再犯防止策を盛り込んだ「マーガレットアクション」を策定。看護師や保健師などを刑務所の非常勤職員として採用し、女性受刑者への子育て指導などを行っている。15年度からは犯罪に至った理由を振り返り、自ら再犯防止策を考えるプログラムも始めた。
 
 白書によると、女性受刑者は、高齢者に万引きなどの窃盗が多く、若者は覚醒剤取締法違反が多い。同省矯正局の担当者は「実態把握を進め、女性受刑者の環境整備にも力を入れていきたい」と話している。
 
 

如何ですか?
 
以前から、若い女性の覚醒剤犯罪は言われておりましたが、ここに来てシニア層の犯罪の増加、窃盗の割合が多い傾向にあるのは気になりますし問題ですね。。
 
あわせて、最近では、年配者の自動車事故も増えてますよね。
 
今後、シニア層が増えていく世の中において、同時に、こうした犯罪も増えていくかもしれません。 
 
刑務所が足りないから増やすよりも、犯罪を未然に防ぎ、入所者を減らす、何かしら対策が必要です。
 
といいますのも、犯罪の刑務所入所後、さらにこんな調査結果が出たようです。
 
確認しましょう。
 
今度は日経です。

 
刑務所出ても4割再入所 犯罪白書 
5年以内、生活苦で 高齢者の対策急務
 
 刑務所を出所した人の約4割が5年以内に再び罪を犯して入所していたことが11日公表された「2016年版犯罪白書」で分かった。65歳以上の高齢者の6割超が出所から1年未満で再入所していたことも判明。法務省は「高齢になるほど出所後の生活の立て直しが困難で犯罪に戻りやすい」として、再犯防止策の必要性を指摘している。
 
 刑務所を出た人が再び入所する割合(再入率)の15年時点を出所後2年以内、5年以内、10年以内でまとめた。
 
 5年以内の再入率は38.8%、2年以内も18.5%で、それぞれ前年比0.2ポイント、同0.4ポイント増加。いずれも統計を取り始めた02年以降、低下傾向だったが、足元では悪化に転じた。政府は2年以内の再入率を、21年までに16%以下に抑える目標を掲げており、達成に向けた対策の強化が求められそうだ。
 
 一方、10年以内は47.6%で前年を下回り、低下が続く。
 
 また、65歳以上の62.8%、50~64歳の57.2%が、出所後1年未満で再入所していたことが分かった。
 
 同一罪名による5年以内の再入率もまとめた。全体では23.4%で、ほぼ4分の1が出所後に同じ罪を犯して服役していた。罪名別では、覚せい剤取締法違反(39.3%)、窃盗(34.3%)、詐欺(15.3%)の順で高かった。殺人は0.2%だった。
 
 15年の刑法犯全体の認知件数は161万6442件と前年から8.3%減少し、1967年以来ほぼ50年ぶりの低水準となった。このうち危険運転致死傷や過失運転致死傷などの交通事故を除いた刑法犯は、109万8969件で戦後最低を記録した。
 
 一方、再犯者率(検挙者に占める再犯者の割合)は48.0%で、前年から0.9ポイント上昇し、過去最多を更新した。
 
 犯罪の種類で見ると、オレオレ詐欺などの特殊詐欺は認知件数は増加したものの、被害額は約470億円と前年から16%減少。暴行・傷害では65歳以上の高齢者の検挙が5523人と前年から7.7%増え、この20年間で約20倍に拡大した。
 
 刑務所に入所した女性は2124人と全体の9.9%を占め、20年間で最多。女性入所者はほぼ一貫して増え、今回データを集計した96年以降で約2倍になった。
 

どうです?
 
老齢で出所しても、社会的立場として、若い人よりもなかなか働き口もなく行き場を失い。。また犯罪を犯して刑務所に戻ってしまう。。ということなのですね。。
 
日本の社会構造の変化として、政府も新たな国の政策として取り組みが必要ですね。。
 


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