久しぶりの更新です!
暦の上ではいわゆるゴールデンウィークに突入しました。
しかし、今はコロナウイルス感染拡大の影響で緊急事態宣言が発令されています。
地元に帰って!友人を誘って!という“らしい”時間は過ごせていませんが、家に籠って「できることをしよう」と思い立った訳です。
次、みんなで遊ぶ時に自慢できるようなミニ四駆を作りたいと。
この記事は長澤まさみさん主演の『コンフィデンスマンJP』を観ながら、のんびりと書き込んでおります。(笑)
各画像の背景が統一されていないのは、休日に机に向かって作業を進めたり、職場で空き時間に進めたり、寝る前に軽い気持ちで進めたりと、作業環境に差異があるためです。
撮影している段階では「公開しよう」という発想は皆無だったことをご理解下さいますようお願い致します。
今からちょうど2年前に挑戦した“マグナムとソニックの合体マシン”作り。
初めての試みだったので「どうにか形にする」というスタンスであり、たくさんの課題が残りました。
・切断する位置
・それに伴うマグナムとソニックの比率
・接着方法と位置
・補強の方法
今回は違ったアプローチで完成を目指すものとします。
前回は前後で分断してしまったため、接合する際に 非常に苦戦したのを覚えています。
その反省を生かし、今回はハリケーンソニックの縦軸を崩さずにサイクロンマグナムの要素を加えていく方向で進めます。
フロントノーズの形状は(ほぼ)同一なので、ソニックのまま使用できそうです。
(マスキングテープを取り出すのが面倒だったので、手元にあった)マルチテープを目安にパーツをカットしてゆきます。
残す部分の保護とガイドを兼ねてマルチテープを貼り付けています。
テープを重ねて貼ることで段差ができるので、そこに刃物を当てるとブレずに加工できます(当社比)。
そして、切り出したパーツ達がこちらです。
手探りだった前回とは打って変わって、明確なイメージを持って切断できるのは気が楽です。
サイドのカウルはそのまま挿げ替えるとして、フロントノーズの部分はどうするか…。
輪郭はソニックのまま、マグナムにある赤い三角の凹み(モールド)部分を移植するのが第一候補。
マグナムと同じ位置で切断し、ノーズをマグナムの物にするのが第二候補(これだと、結局 前後分断してしまうので、現実的ではない)。
友人に相談したところ、とても鋭い指摘を頂きました。
「原作での形状は、サイクロンの膨らみに近いのではないか?」
目から鱗でした。
確かに、確認してみると エッジの鋭いマグナムの形状を意識した描写であることに間違いはなさそうです。
合体前は、マグナムとソニックでしっかりと形状が書き分けられているのでここはマグナムの物を採用します。
三角の凹み(モールド)が先端の方まで伸びており、ソニック側をギリギリまで加工する必要がありました。
これ以上は強度に関わってしまいそうなので、完全に埋め込むのは諦めましょうか。
切り出したパーツを仮止めしてみます。
イメージが湧いてきますね。
両サイドにある、TZシャーシの“バッテリーホルダー用の切り欠きを基準”にすることで自然なラインで組み合わせることができます。
作業には苦労しそうですが、接合面は多く確保できたので 強度に繋げることができれば御の字です。
接合はタミヤセメント(ABS用)、アクリルサンデーを使います。
タミヤセメントで位置を固定し(24時間以上)乾燥させた後、アクリルサンデーを流し込んで 完全に溶着させます。
(アクリルサンデーは粘度が低くサラサラしているので 流し込みには便利ですが、出す量をコントロールするのが難しいんですよね…)
綺麗に平面が出ている部品同士ならタミヤセメントだけでしっかりと固着できますが、今回はその限りではありません。
※この図はイメージです
パーツ同士の接点が少ないので プラ(ABS)片を使ってリブを増やす要領で補強しています。
今回は“マグナムとソニックの合体”がテーマなので、プラ片も ボディの使わない部分から切り出しました。
今回も雑談の中で紹介されたプラリペア
強度を付与する上で非常に頼りになるようなので、走行する際には試してみたいツールです。
※掲載の許諾を頂いています。
「ここまで綺麗に一体化できれば」と羨むばかりです…。
さて、ここで 切り出したパーツを実際に接合してみました。
フロントノーズの先端は綺麗に繋がっていませんが、ここはフロントウイングで隠れるので無理はしないことにします。
デザインナイフや棒ヤスリが入れにくく、要らぬ部分まで削ってしまう可能性が高いためです。
ここで、サイドカウルの繋がり方に不満を抱きました。
「このままでは原作再現ができない」
(今にしてみれば、ここでの方向転換は悪手だった気もします)
※パテを盛る前の画像がありませんでした…。
やり直しです。
ハリケーンソニックのウイングを支える受け(土台?)を残して、見える部分は全てマグナムになるように繋げ直します。
ここで、新たに問題になるのが“何を基準にして”貼り合わせるのか。
線で接点を作っておきたいので“ソニック側の残した部分とマグナム側のカウルが水平になるよう”に意識して位置を合わせます。
ここの段差をしっかりと残したことで、リアウイングの収まりもよくなり、パーツ同士の接点も稼ぐことができてよいことづくめです。
特に、カウンターギヤ側(画像右側)は、前回 繋げることができなかったので大きな進歩です。
こうしてみると、マグナムとソニックの成形色の違いがはっきりと識別できます。
(今のソニックのように、昔のソニックも白で成形して欲しいです)
ここで、マグナムのインテークを移植。
TZシャーシに載せて、大きなズレがないか確認します。
ここで確認しておきたいのは“ギヤボックスを避けるための穴”に矛盾がないかどうか。
大きな問題はなさそうなので、シャーシとの干渉に気を付けつつ補強をしてゆきます。
裏側が汚いままですが、いつでも整えられるので この段階では手を加えません。
形状を変更したい箇所、傷を隠したい箇所にパテを盛ってゆきます。
ここでリヤウイングにも着手、ソニックのインテークを取り除きます。
盛り方が下手なのもありますが、ラッカーパテ特有のヒケに苦戦しています…。
横道に脱線…。
ちょうどこの頃、スマートフォン向けゲームアプリ『ミニ四駆 超速GP』内で、“コジマからの挑戦状”というイベントが開始されました。
家電量販店「コジマ」とのコラボレーションイベントです。
コジマと言えば…
「こじるり(小島瑠璃子さん)派か?」
「こじはる(小嶋陽菜さん)派か?」
という、謎の派閥争いが仲間内で勃発しました。(笑)
コジマなら 陽菜さん、オオシマなら 麻衣さんが好きです、はい。
…どうでもよいですね。
はい、本編に戻りましょう。
本来、別々のボディだったものをニコイチにしているので 所々でボディラインが合わないことがあります。
特に、気になったのはここ。
リヤのホイールアーチは段差が大きく、とても見逃せる物ではありませんでした。
ここもプラ片を張り付け、“ソニックのホイールアーチを延長する”ことで違和感を解消しておきます。
使わなかったサイクロンマグナムのカウルから切り出して貼り付けています。
そして、最大の難関と言っても過言ではないのがサイドカウルの合流する箇所。
マグナムとソニックのボディ毎の“高さ、丸み、長さ”が異なっているため、明確な回答を出せないままになっています。
今回はここまで。
確かな手応えを感じているのと同時に、“完成”と呼べる状態になるまでに どれくらいの時間がかかるのか心配でもあります。
それでも、自分だけのボディが形になってゆく様子は非常に楽しいもので、ミニ四駆の模型としての魅力を噛み締められる時間です。
理想には届かないかも知れませんが、このボディはしっかりと形にして残しておきたいと考えております。
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