【配属先をめぐる葛藤】毎月勝手に☆レポート出すことにしました！ : コロンビアどきどき国際協力

これまでの記事にも何回か書いた通り・・・

私の配属先は、私の活動に対しては完全にノータッチ主義です。
一応配属先のトップのおじさんが、カウンターパートなんですけど・・・・。

協力隊は本当に人によって、
配属されたらすぐにバリバリ仕事がある場合もあるし、
配属されたはいいけど「え、協力隊？何しに来たの？」ってなる場合もあります。
私の場合は後者でした。

むしろ、私の活動内容、配属先の活動とまったく、一ミリも、まあ0.1ミリくらいしか関わりがありません。

まあさらに言うと、カウンターパートのおじさんも、「余計な仕事持ち込むんじゃねーよ」と言わんばかりの態度で、何かを聞いても

「さあ・・・自分は知らない」

というセリフが90％の確率で返ってきます。
「○日にワークショップをやりたいから、ここの会議室を貸してくれますか？」という質問にさえ、「さあ・・・○日に開いてる会議室あるかなあ、わかんない」と返ってきます。

配属先の建物自体は、かわいいんですけどね…

しかも、配属先の機関は大きな機関で、ボゴタ（首都）に本部があり、支部がカルタヘナ（このへんで一番大きい都市）にあり、さらにその支所がモンポスという感じです。

だからなのか、カウンターパートのモンポス支所トップのおじさんは、私が「○○してもいいですか？」という問いに、よく

「さあ・・・自分ではわからない。それはカルタヘナ支部に聞いてみないとわからない」

と言います。
例えば、旅行のために休暇をとりたいとき。JICAに提出する書類にサインが欲しいとき。私のプロジェクトに助けが欲しいとき。
いつも、「カルタヘナの支部に聞かないとわからない」と言われます。
私もカルタヘナ支部のトップの方（要するにモンポスのおじさんの上司）には２回ほど挨拶したことがありますが、まあ正直その程度の交流しかありません。

一回しか行ったことないカルタヘナ支部の中庭。建物だけなら、モンポスのほうがかわいいかな

正直、よく知りもしないニホンジンの休暇承認をくれといきなり言われても、そのカルタヘナのトップの人も、困るんじゃないのかなあ・・・といつも思ってますが、配属先情勢は複雑怪奇なので、カウンターパートから「自分では判断できない」と言われたら、「判断できないというかしたくないだけでしょ！責任とる覚悟がないならたとえ支所でもトップなんてやめちまえ！」とキレるわけにもいかず、もうカルタヘナから許しがもらえるのを待つしかありません。

・・・ちなみに、じゃあその配属先のおじさんがカルタヘナの上司に連絡してくれるかというとそうではなく、あくまで「自分ではわからないからカルタヘナの上司に言って」って言われるだけなんですけどね・・・まあいいんですけどね、自分で言えばいいだけなんだし・・・

・・・・・思い出したら腹が立ってきました。あとなんか愚痴っぽくなってきましたね。イカンイカン

ということで、こんなんだといつまでたっても活動ができないので、去年は配属先のことはいったん無視して、配属先の外に協力者を探していろいろやってました。

でも今年は配属先にもちょっとは手伝ってもらいたい。
っていうか、この配属先のおじさん、JICAのお金で日本に研修行ってますからね。私がちょっとテーブル汚したりすると、「日本はきれいだったのに・・」とか言ってきますからね。
日本はきれいだったのにって言うけど、モンポスすっげー汚いの見て何も思わないの？？と。私のテーブルじゃなくて、モンポスの現実を見ろよ！！と言いたい。

観光客がよく通る、川沿いの道もこのありさま。

ちなみにテーブル汚しちゃったのはちゃんと謝りましたしきれいにしましたよ・・・

そんなこんなで、

いや、あなた何のために日本行ったの？？
せっかく研修行ったんだから、もうちょっとは協力してくれても、いいんじゃない？？

・・・って、正直思ってます。

でも、なんで協力してくれないんだろう？？

・・・って考えた時に、たぶん一つの要因として、去年は私が配属先に見切りをつけて勝手にいろいろ進めてたからかなって思ったんですね。

つまり、私が何をしてるのか配属先はたぶん知らない。
というか、知りたくもないんでしょう。

なので今年は、毎月「先月やったこと」と「今月やること」を簡単にまとめて、毎月カウンターパートに~~送り付ける~~提出することにしました。
あとせっかく日本から来てる私がいるので、「今月の日本紹介」コーナーも小さく作って・・・

こういう感じで！（全部スペイン語ですが・・・）