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大阪・堺の心理カウンセラーのブログです。「自分に向いてる仕事ってなんだろう?」と思ったら読んでみてください。

嫌われてもまぁいっか、と思っていた方が、人間関係が長持ちする。

嫌われまい、とするよりも…

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こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。

私自身、以前は「嫌われたくない」って思いを強く持っていたなー、と思います。その結果として、対応の仕方を考えながら、なんとかトラブルが起きないように…ってことにエネルギーを割いていたように思います。

 

で、この結果なにが起きたかというと…

将来的に繋がっていく人間関係が全然残っていないってことに気が付いたんですよね。

なんというか…クラスが変わったらハイさようなら、的なね。

 

ただその一方で長く続いている縁もあるんですよ。高校の友人はもう10年を超える付き合いになりますもんね。

では、この「差」はいったい、どこにあるんだろう?ってことが気になりだしたんですよね。言うても、その高校時代もいわば「キタダハルキ・八方美人時代」でしたからね(笑)。そしたら、そこには明確な差がありました…。

目次

■嫌われても、まぁいっか。

とりあえず、高校時代からの友人に対して思っているのは「嫌われても、まぁいいか」ってところなんですよね。

 

つまりは、思っていることに関しては素直に言う。実際問題、キレたこともあります。ですが、それでも人間関係が切れることはなかったんですよね。だからこそ、信頼があるというか。もちろん、言いたい放題やなって思うこともありますが、お互い様ってことが納得できているんですよね。

 

全国に散り散りではありますが、今も定期的に集まって飲みに行ってますもんね。

※今年は難しいかもしれんなぁと思いますが…。

 

■平均的に「友人が多い」=人間力のバロメーターだと思っていた。

その一方、続かなかった友人関係は、ちょっと嫌な事があると「もうええかぁ…」みたいな感じで切れてしまったり、はたまた当たり障りがなかったからか、代えが利かない人間関係にはなっていなかったなと思うんですよね。どこにでもいる「平均的な」友人、みたいにね。

 

ほんで、これはこの記事を書いている今気づいたんですが、そういう平均的な人間関係こそが「人間力のバロメーター」みたいにどこかで思っている部分があったので、いつ嫌われるか…みたいな怯えがどこかにあったんですよね。

 

だから、あんまり合わないと感じた人間関係でさえもしがみついて、そういう人間関係をやめる勇気がなかったんです。「アイツ友達いないんじゃね?」みたいなのが怖かった部分がありますよね。

 

■合わせようしても、最終的には「自滅」する。

でも、最終的には自滅してましたよね。

「あんまり合わないけど頑張って築いてきたはずの人間関係」が発端になって、合わせようとしても、その歪みがこらえきれなくなってボロや自己矛盾として出てしまったというか。

で、急にキレちゃったり、ね。

相手からしたら戸惑いしかないですよね。(ちなみに、怒りのコントロールについてはこちらの記事で詳しくお話ししています。)

kantanstresskaisyou.hateblo.jp

 

こういう結果を招くなら、最初からそういう人間関係を築かない、という選択肢を取る方がいいです。

合わない歪みを無理やり合わせようとして、結局人間関係がぶっ壊れてしまった…コレでは精神が壊れてしまいます。

しかも、合わないな、って思った最初の段階でそれなりによろしくない事態も予見できる(素直な気持ちを持てば、間違いなく誰しもあるはず)ため後悔ばかりが色濃く残ります。

 

■嫌われまいと、してたときよりも…

ほんで、逆説的ではありますけど…嫌われまい、としてたときよりも、今の方が人間関係がキチンと線引きできている気がします。イヤな人がうっかり入ってくることがなくなった、というか。

 

これは自己評価ですけど、おそらくは「私自身が、どういう人で…」っていう部分が雰囲気なりに伝わるようになったんだと思います。好かれようとして気持ちにウソをつくこともなくなりましたしね。

 

つまりは、自分自身が自然でいられる関係を大切にしようとしてみましょう、ってことです。

嫌われないためにエネルギーを割くよりも、よっぽど有益だし、楽しいと思うんですよね。

★人間関係を気持ちいいものにするためには、これもヒントになるかも…。

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