く～は無慈悲な夜の女王っぽい

遅く起きました。
身体中が痛いので、ゴロゴロしていた10時頃、ピンポン♩
モニターを見ると、ご近所の男性。
この方は、管理しているマンションの隣に山荘のようなオシャレな家を建て暮らしています。独身なので、いい人を探してと言われたこともありますが、60超えたそうで、お母様が「この年だと財産目当てが怖いから、もうこのままでいて欲しい」と、話してました。お母様も大地主なので、別な場所に大きな家があって、そこに住んでます。この男性が三男？だか次男だかで、優しい人で、お母さんの畑が宅地として売られてしまったので、自分の家の庭に良い土を入れてあげて畑を作ってあげたので、お母さんが通ってきては、家で休みながら畑が出来るという、、、普通の家から見るとスケールの大きな話です。

前置きが長くなりましたが、チャイムが鳴って出て行くと
「寝てたのか？疲れた顔してる。」と前出の男性。手術の事、残業の事などまとめて伝えると、「大変だなー。たけのこいるか？今から掘ってくる。」というお言葉。タケノコ掘りに連れて行ってもらうことにしました。と言っても、この間狸が出てきた裏の森なんですが、、、この方の土地です。
大急ぎで着替えて、牡蠣センターでもらった軍手をしてお宅に伺うと、鍬と

長靴を用意してくれていました。さすがに長靴は大きいのでご遠慮し、裏山へ。
陽の光が孟宗竹に遮られながらも、チラチラ入り込む獣道を２人で歩きました。陽が入ると、竹でない木が生えてしまい、長くならないと行きて行けないので長く育つそうです。山桜とは思えない高い山桜が竹の間に生えていたのですが、花びらが舞い落ちる以外、見上げても姿を見極めることが出来ませんでした。


この孟宗竹は50年ものらしく、50年前は松林で、松くい虫が出て一気に全滅した後に竹藪になつたそうです。一本一本がとても太くて、かぐや姫が入っていてもおかしくないと思えました。
この竹藪は勾配が激しく、下は沢になっていました。その急勾配の場所で、最初の一本をトライ。
頭の緑の所で大きさを推定するそうです。


白い根が出てくるまで周囲を掘るのですが、なんせ生きているので、周囲の根っこも太くて硬く、筍もビクともしません。時間をかけて周囲の土を掘り起こし、

全体が見えた所で、根っこを鍬で切るのですが、硬くて私では無理でした。鍬で切ってもらっている間に体勢を崩した私は沢の方にずり落ち、なんとか這い上がった時には収穫が終わっていました。とんだ足手まといですが、気を取り直して、2本目を探し、これまた坂の所のを半分まで掘ってから、力仕事はやってもらいました。
息切れしながら、山を登ると、そこは自宅裏の見慣れた森。途中、道にもニョキニョキ筍が出ていて、男性は足先で蹴っていました。潰さないとマンションの方まで広がってしまうからだそうですが、私は思いました。今蹴ったのと、採ってきた筍の大きさが同じくらいなのですが、、、ここの筍じゃダメだったんですかね、、、平らで安全だし（ ; ; ）



次に筍の根を鉈で採ってくれて、米ぬかまでもらって帰ってきました。

くーパパは、ゲームしていて上機嫌でお帰り♩と。恒例のくーと筍の写真のためくーを呼んだけど来ないので、皮をむいて、今、茹でている所です。

そうだ、初めから身体中が痛かったのですが、坂を転がり落ちて、更に使ってない筋肉がこわばって痛いです。
楽しい体験だったけど、、、明日は起きれるのかしら。

コメント遅くなってすみません。
少し、寝ます。

あ、山に行くのでおじさんの格好をしてますが、今回連れて行ってくれた男性は、都会生活が長いので、おしゃれなロマンスグレーの方です。建築デザイナーをしていたので、何でも自分で作っているようです。お金持ちと、住宅地の中で、まるで森の中に住んでいるような生活がしてみたい女性の方はおしらせください。

それにしても、こういう生活ってある意味贅沢。