【医師コトバ】ニンパン、ガイニン | ゆみきちblog@研修医

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【医師コトバ】まとめ

おはようございます!
ひよっこ研修医ゆみきちです。

昨日からついに産婦人科ローテートを開始しました♪

ご好評いただいたこのシリーズ、
『医師コトバ』続編です(^^)

今日は、妊娠・出産にまつわるコトバ。

まずは初歩編です。

「ニンパン=妊娠反応検査」

よくテレビなんかで「どうしよう、子どもができたかも!?」となった時、
ドキドキしながら若い女性が薬局に買いに行く検査キット
およびそのキットを使って行う検査のことを指します。

実はこれ、
救急外来などでもよく使っています。

若い女性腹痛を訴えてきたら、
まず妊娠を鑑別しなさい!』


という格言が、
医学生や研修医の間で繰り返し飛び交います。

実際、妊娠しているための腹痛は案外多いですが
(私もそんな方に出会ったことがあります)
それに加えて、
2つの理由があります。

1つ目が
「妊娠しているとX線検査を行いづらい」
という事情。

「多分妊娠してません~」

といわれてお腹のCTを撮ったら赤ちゃんが写っていて真っ青になる…
という「本当にあった怖い話」も、
実はそう珍しくないのだそう。

レントゲン検査を行う前に、検査。
大事です。

そして2つ目が
「ガイニン=子宮外妊娠」を早期発見するため。

通常は受精卵は子宮体部に着床しますが(細かいところは割愛します^^;)
それ以外の場所(卵巣のあたりや腹腔内など)に着床してしまうと、
「子宮外妊娠」という状態になります。

この子宮外妊娠、お腹の激痛を伴うことで有名。
妊娠反応検査エコーなどを用いてなるべく早く発見し、
治療しないと危険な状態です。

したがって救急外来では、
月経周期や現在の状況とともに、(もちろんご本人の同意の上で)妊娠反応検査
を行うことがあります。

…というわけで、ニンパン、およびガイニン
どちらも縮めただけの単純型ですが、
産婦人科以外の医師も使う、
医師コトバでした。


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