先の日曜日(2/12)は、椿山荘で開催された「日本奇術協会創立80周年記念祝賀会」に参加して来ました。日本奇術協会は昭和11年に設立されたプロ奇術師の組織です。初代会長は松旭斎天洋師、現在の渚晴彦師が10代目の会長です。

 

 

 

マジック(奇術・手品)は、道具を手に入れれば、誰にでも直ぐに演じられる芸能ですが、見る人を心底唸らせ、満足させるには、それなりの鍛錬と実践を必要としますし、あともう一つ、個人的な素質も重要なのだと思います。

 

 

 

祝賀会に参加して思ったのは、今の日本のマジック界は、余りにも小さなテーブルに愛好者が群がり、また、プロのマジシャンの多くが、生活のために、マジック道具の販売に力を入れている姿に、マジック界発展の阻害感も~。

 

 

 

自分は半世紀以上マジックに関わり、趣味を超えたライフワークとして位置付けているマジック。当初の種のある道具から、次第に種の無い道具へと舵を切りました。

矢張り“種無しマジック”が日本の奇術界発展の救世主ではと…!?。

 

日本を代表するマジシャン;マギー司郎師、Mr.マリック師、島田晴夫師の演技を拝見