Super源さんの音楽ブログ

名曲紹介、作詞・作曲、音楽用語の楽しい覚え方、その他音楽にまつわることを書いていくブログです。可愛い音楽ブログパーツも配布しています。

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「チャンピオン/アリス」- 名曲のご紹介

今日は、アリスの「チャンピオン」のご紹介です。

アリス(Alice、ALICE)は、1971年に結成された、フォークグループ、バンドです。
メンバーは、谷村新司(たにむらしんじ、チンペイ/リードボーカル、ギター)、堀内孝雄(ほりうちたかお、ベーヤン/ボーカル、ギター)、矢沢透(やざわとおる、キンちゃん/ドラム)で、アリス結成のきっかけは、1970年のアメリカコンサートツアーで、大阪のフォークグループ、「ロック・キャンディーズ」のリーダーだった桃山学院大学出身の谷村と、東京のソウルバンド、「ブラウン・ライス」のゲストドラマーだった矢沢が知り合い、意気投合したのがきっかけです。

デビュー当初はあまり売れませんでしたが、地道なツアー活動等の懸命な努力の結果、「帰らざる日々」「冬の稲妻」「涙の誓い」「ジョニーの子守唄」「チャンピオン」「秋止符」「狂った果実」等のヒット曲を連発します。

そして、1978年には、日本人アーティストとして初めて日本武道館3日間公演を成功させるなど、一時代を築きます。
日本武道館では、その後活動停止するまで何回も公演し、他に後楽園球場、甲子園球場、横浜スタジアム、といった当時の野球場や、東京厚生年金会館大ホール、大阪フェスティバルホールといった全国の主だった音楽ホールなどを軒並みに満員にするほど、アリスは多数のファンを獲得していきます。

さて今日は、そんなアリスの、1978年12月5日に発売された通算14枚目のシングルである、「チャンピオン」をどうぞ。


チャンピオン/アリス

この曲は、アリスのシングルでは唯一のオリコン1位を獲得し、最大のヒットとなりました。

ボクシングのベテランチャンピオンが若き挑戦者に敗れゆく姿を表現した曲で、曲中に出て来るディフェンダーのモデルは、当時活動していたプロボクサー選手のカシアス内藤です。
また、この曲の作詞・作曲者である谷村新司は、作曲した時は、レコーディングしたものに比べてゆっくりとしたテンポであったと述べています。