寺小屋ブログ

学習塾・音楽教室「寺小屋」
田舎の中学生、高校生達のモチベーションのアップに少しでも役立ちたいと開設した塾のつぶやき

慈光の部屋 勉強時間(第68回-3)

2017年03月21日 | 受験・学校
【宮:宮嶋さん(FMジャングル・DJ)、慈:久本慈光(寺小屋塾長)】

慈:僕は、部活やってる子のほうが強いと思ってるんですよ。それが何でかというと、部活って割と目標がハッキリし
  てるんですよ。目の前に勝たなきゃいけない試合があるとか、あるいは、こういう成績をとりたいとか、ものすごく
  見えやすいでしょ?
宮:そうですね。「次の試合に勝ちたい」とか、「大会で優勝したい」とか。
慈:そう。そういうことに向かって頑張るということが、受験においても、ある志望校を決めて、それに向かって頑張る
  ということに完全にリンクするんですよ。
宮:なるほど。確かに似てますね。
慈:逆に、成績が悪いことの言い訳のために部活をやっていても、何の目標もない訳ですよ。
宮:ただ部活に行ってるだけですよね。
慈:そう。同じように、何の目標もなく、ただ時間を潰すだけのように勉強をしてても意味がないんですよ。よく「1日に
  何時間くらい勉強したらいいですか?」って聞かれるんですけど、僕はこういう質問がいちばん嫌いなんですよ。
宮:そうかあ。でも、よくある質問ですよね。
慈:でも、「○時間勉強しました」なんてのは、ほとんど意味がないんです。「どれだけ勉強した」というのは、時間じゃ
  なくて、どれだけの分量や内容をやったのかということに意味があるんです。
宮:なるほど。でも、そういうのは実感しにくいというところもありますよね。
慈:おっしゃる通りなんです。時間は計りやすいから、「今日は○時間も勉強できた」というのがわかりやすく感じるん
  です。だから、それを勉強量と勘違いしてしまうんです。
  (つづく)

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