3連休の初日の11/21(土)、2年ぶりの奈良に行ってきました
モーニングを食べた後は奈良へ向かい、観光やランチをしました。
奈良公園でシカに鹿せんべいをあげたりした後は、いよいよこの日のメインイベント東大寺に行きました。
こちらは、「古都奈良の文化財」の一部として世界遺産に登録されています。
東大寺は8世紀前半創建、華厳宗大本山の寺院で聖武天皇開基です。
南大門 国宝
平安時代の応和2(962)8月に台風で倒壊後、鎌倉時代の正治元(1199)年に復興されたものだそう。
門の中に配置されているのは国宝木造金剛力士立像、高さ8.4mの巨大な木像。
建仁3(1203)年に、わずか69日で造られたそうです。
向かって右に口を開けた阿形
通常は仁王は正面を向き、一般的な仁王像の安置方法とは左右逆なんだそうです。
中門 重要文化財 享保元(1716)年ごろの再建
金堂(大仏殿) 国宝
創建から2度にわたって焼失、鎌倉と江戸時代に再建されたそうです。
江戸期には柱とする材が調達できず、芯となる槻(つき)を檜板で囲い、鉄釘と銅輪で締めて柱とした。そのため創建時に11間(86m)あったが7間(57m)となったそうですが、現在でも世界最大級の木造建築なんだそうです。
さぁ、中に入ってみます
大仏様(正式名称:廬舎那仏)にお会いしました。
当初の大仏および大仏殿は聖武天皇の発願により8世紀に造られたものでしたが、その後2度焼け落ち、現存する大仏殿は江戸時代の再建だそうです。
大仏は台座と袖、脚などの一部に当初部分を残すのみで、体部の大部分は中世の作、頭部は江戸時代の作なんだそうです。
大仏様の右後ろにある柱の穴は、くぐり抜けることが出来るので行列でした。
くぐり抜けると賢い子になれると言われているそうですが、この時は大人女子がくぐり中
大仏様にお別れをし、裏参道の方に行ってみました。
ちょっとだけ紅葉していましたが、今年はイマイチですね~
鐘楼 国宝 鎌倉時代、13世紀初頭建築
吊られている梵鐘(国宝)は大仏開眼と同年の天平勝宝4(752)年の製作で、中世以前の梵鐘としては最大のもの(高385㎝、口径271㎝)だそうです。
そろそろ日も沈み出しました。
1日フルで楽しんだ奈良へのお出掛け。
歴史に触れ、美味しいもの無し県と言われる奈良で美味しいものを食べ、鹿ちゃんとも触れ合い楽しい1日となりました。
今回行けなかったところもたくさんあるので、また奈良に行きたいなと思います