ある日立ち寄ったカフェで、隣の席から聞こえてきた会話。
「リバーシブルの洋服は、得か否か…?」
について。
「1着2役でお得感があるように思うけど、結局片側しか着てないよね…」
というようなことを話してました。
リバーシブルって、最初から探し求めて買う人はあまりいないかと…。
だけど、店員さんに、
「こちら、リバーシブルなんですよ!」
って薦められると、価値ある気がします。
まぁ、それはさておき、私がふと気になったことは…。
表裏を色違いで着られるリバーシブル。
これは「2色配色」と言えるのか…
ということ。
つい、ファッション色彩の視点になってしまう私…。
2色配色は、ファッション用語で「ビコロール」や「バイカラー」と呼ばれます。
ボーダーやストライプが代表的。
調べてみたら、リバーシブルも2色配色の仲間だそうです。
カラーコーディネーター検定の関連キストに載っていました。
さらに、リバーシブルの日本版が平安時代からあったとも…。
それが、衣の表と裏の色の組み合わせで、1枚の合わせ仕立てにする「かさねの色目」。
(なるほど~)
古くから、表と裏の色合わせを楽しみ、味わい、愛でていた日本人。
もしや、リバーシブル発祥の地は日本ではないのか…
とまで思えてきました。
カフェで聞こえてきた会話から、配色や和文化にまで広がり、勉強になりました。
お知らせ
色のしくみと配色を理解してセンスアップ
ファションの配色セオリー『3色までに抑えるとまとまりよく決まる』を基に、
・色のしくみ
・色の選び方やまとめ方のコツ
・バランスのよい配色の考え方
などをお伝えします。ぜひ、気軽に学びにお越しください。
➡『配色センスアップ体験講座』の概要、開催日程は、こちらへ。