人と話していると、自分では普通だと思っていることが、そうではないことに気付くことがあります。

 

 私の中では、すごく楽しいことなので普通でも「そんな人いませんよ」と言われることがあります。

 例えば、学校に勤めていたときに「先生は、仕事が趣味ですね」と同僚の先生に言われたことがあります。

 そう言われると、周りの先生方を見ると、私みたいに楽しそうにしている先生がいないかな?と初めて気付きました。

 何で楽しくもないことに、人生の多くの時間を費やしているのか?と思います。

 収入のため、生活のため、家族のため・・・

 

 昨日、24歳の男性の話しを聞いているとき、私が学級崩壊のクラスやひきこもりの子、ネグレクト、モンスターペアレンツなど、体験したことを話しているときに言われました。

 「ふつうは、そんなに楽しそうに話さないですよ」って言われて初めて気付きました。

 私の中では、大変なことではなく、すべてが成功体験でもあり、みんながよくなったことばかりなので、笑顔で話していました。

 自分では、自覚がなかったので、言われてみると、どんな仕事も楽しいので、自然と笑顔で話しているのかもしれません。

 そういえば、学校でもみんながいやがるトラブルに嫌がらずに関わるので、不思議そうに見られていたことも多いです。

 自分の中で、解決できない問題はないと思っているので、楽しいのです。

 楽しいから、この仕事をしています。

 人が楽になるのが、楽しいです。

 先生や保護者が楽になれば、子どもの問題は解決します。

 

 このままでは、子どもが危ないと思って、教師をやめ、大人を楽にする塾をはじめました。

 必要とされるかはわかりませんが、自分にはその方法がわかっているので、やりたいと思って始めました。

 

 これから大きく変わる世の中で、みんなが楽しく生きられればいいなあと思ってやっています。

 

 自分が楽しくなければ、人を楽しくさせたり、楽にすることはできません。

 だから、自分が楽しむこと、自分がワクワクすることをやっているだけです。

 それが、出会う人を楽にするコツです。

 この楽が、広がっていけばいいなあと思っています。

 何かを始めるとき、ワクワク感があるかどうかで判断します。

 ものを買うときも、ワクワク感があるものを選びます。

 作り手の思いが、そのままものからでています。

 何か契約するときも、その会社がワクワクしているかどうかで判断します。

 つまり、会社のトップがどのような気持ちでやっているかです。

 トップが仕事を楽しんでいる会社を選んでいます。

 いくら営業の方がよくても、会社のトップしだいで、変わってしまいます。

 いろいろと経験した中で、契約するときは、トップの”気”をみています。

 

 昨日、話していた方は、今までにないぐらい速いスピードで生き生きしていきました。

 脳が変わりました。

 話すということは、気の交流があります。

 相手の気が流れると、私にもその心地よさが伝わっていきます。

 来られたときは、かなり悩んでいる感じがしましたが、帰られるときは、生き生きとしていました。

 それから、私自身も心身ともにかわり、20時間ぐらい眠り続け、頭も体もスッキリして、目覚めました。

 

 また、自分自身が変わって、さらに楽になったので、人をもっと楽にできると思うと、また楽しくなってきます。