お受験で殺人も起こる劣等感の街 | お受験はコスプレだ!~サブカル母の小学校受験体験記と中学受験面白情報

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2008年生まれの一人息子が
幼児教室なしで都内難関小学校合格。
共働き家庭の保育園児を
お教室無しで合格させるノウハウを
若干のドヤ顔で伝授いたします!
しかし、内容は至って真面目です。
中学受験の話題は新ブログ
「中学受験は課金ゲーだ!」へ。

どうも~
お受験界に咲くドクダミの花、
サブカル母です~

今年に入って
23区格差
東京どこに住む?」などといった
格差をさらに助長しそうな内容の新書が
つぎつぎに刊行されましたが

今回はこちらの、
今年一番、下世話でありつつ
お受験母必読の新書をご紹介しようと思います。

こちら。

東京23区教育格差


結構前に非常によく似たタイトルの
東京23区「教育格差」案内
という新書も出ていますが、(別の著書のもの)
それが奥歯にモノが挟まったような
やや退屈な内容だったのに比べ、
今回の東京23区教育格差
もう、キレッキレ!

本日の当ブログ記事のタイトル
「お受験で殺人も起こる劣等感の街」というのは
こちらの本の中で
B京区についての目次につけられたセンテンス。
決して私が言っているわけではありませんので
誤解のないように。

さらに、私が言っているわけではないのを前提に
以下読んでいってほしいのですが、

「環境は優れているが住民が教育向きでない」
とバッサリ言われているT区。

「貧困層激増で教育環境悪化」
と言われたI区。
さらには「貧乏人が次々と集まってくる街」という
小見出しまで!

たびたびI区と比較されるA区に至っては
「教育予算が不足しているため
エアコンのない灼熱の教室で子供がリコーダーを
吹き、粘土をこねているが
少々のバカでも決して見捨てはしないのが
A区の優れたところ」・・・とな。
褒めてるんだか
けなしているんだかわかりませんが
言いたいことは分かります。

根底に流れるのは
小学校入学時にどこに住むか
ということが、のちに
学歴の勝ち負けを決めるのよ、
というテーマです。

また、こちらの本では
具体的な公立小学校の名前を挙げている点が
画期的です。
本書でたびたび触れられるのが
小学校受験に敗れたご家庭の
引っ越し先学区として特定の公立小学校に
人気が集中しているということ。
M区の公立小学校は
学校選択制を採用している上、
一部では
インター並みの国際教育も行われているため
人気の7校は抽選になるとか・・・。
公立小に入るのも抽選て!どんな世界!?

著者が
「教育に適した地域は高い」
と言っているように、やはり、
学力はお金で買えるというのは本当のことだと思う。