彼が変えた | ice castle 瑠可のblog 頑張れ!羽生結弦選手

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フィギュアスケート大好き!特に
羽生結弦選手を応援しています。
時々、月や星の話も。


スポーツニッポンの写真部長
長久保豊さんの
「撮ってもいい話?」が
更新されていました。


長久保さんは2015年12月
GPFでは
3階で撮影していたそうです。


キスクラの写真は
諦めていたけど
彼が演技を終えた時
レンズを肩に階段を
駆け降りたそうです。


「すんげえ点が出るぞ!」



長久保さんは
キスクラが見える位置へ
全力疾走。


世界最高得点を更新した
彼が
何事か言い…


頬が
濡れて行くのが
見えたそうです。


長久保さんは
通信社のカメラマンさんに

ねえ、彼は何と言ったの?」と

聞いたそうです。





「『Why am I crying?』

『オレ、なんで泣いてるんだろ?』

って感じですかね。」


「それ、言葉がニュースだよ!
記者もまだ知らないよ!」







長久保さんたちは
羽生結弦選手の演技に酔い
その言葉に酔い


日本に同じシーンが
流れるまで
彼と自分たちの間で
秘密の共有が出来たみたいで
嬉しかったそうです。


そして先日
今季のフリー発表。
曲名を他社より速く伝えたいと
日本からたくさんの
報道陣が集まりました。


先にオーサーコーチの会見の中で
明らかになるのか。
茶目っ気を発揮して
「彼の練習を見るまでのお楽しみ」
なんてことになったら


報道陣の
超ウルトライントロクイズが
始まるんじゃないか。



しかし
報道各社が一斉に
「フリーはSEIMEI」と
ニュース配信を始めたのは
日本時間 9日 午前7時50分。



それは練習を終えた彼が
報道陣に囲まれ
平昌五輪
SEIMEIへの思いを
語り終えた時間。



曲名だけが
独り歩きするのではなく
言葉を同時に伝えたかった。


彼の意志を尊重した結果だった。
彼の言葉はニュースなのだ。




バルセロナの世界最高得点から
平昌へ
SEIMEIは旅をする。


それはきっと
たくましくなったプログラムだ。


「Why am I crying?」

ふたたび。





〈END〉


長久保さんの記事を
要約させていただきました。
ぜひ全文をお読みください。

特に!
最後の数行は涙決壊必須です。
    下矢印


長久保さんは
素晴らしい写真家と
同時に
素晴らしい文筆家です。


あの日のあの感動
演技が終わった瞬間から
ゆづくんの涙や言葉までを
臨場感溢れる文で
綴っています。


そして羽生結弦選手。


いつも自分の言葉で
きちんと伝える。


自分の言葉で話せる人だもんね。


曲名だけでなく

何故選んだのか
経緯も

どのように演技していきたいか
自分の思いも


そして
それを尊重してくれた
報道陣。


本当に素晴らしい関係です。


彼が変えたんだね。
メディアとの関係も


今まで先輩アスリートたちが
悩んだり困ったりしてきたことも


自分で考えて


どれだけ
未来のアスリートたちのためになるか


彼が変えた。


誠実に対応したら
誠実に報道してくれると
信じて。


本当に素晴らしい
スケーターです。


ロビンとリスの街で
泣いています。


最後まで読んでいただいて
ありがとうございました。


画像は2015年GPFを画面撮り
したものと(あえてそうしました。)
その他様よりお借りしました。

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