テレビやラジオなどで「震災から半年」と何度も聞こえた
前震後、ライフラインが整ってからは日常の生活に近づき
信号も点灯して道路事情もよくなったように思っていた
おにぎり2個とキュウリを半分貰うのに2時間並んだり
自衛隊が設置してくれたお風呂で生き返ったり
たくさんの支援のおかげで生活できたし
忘れられない出来事
震災から半年
見るからに危険な家屋も少しずつ解体されはじめ
仮設住宅も増え避難所の人数も減ってきた
道路は応急処置で終わっているところがほとんどで
いまだ通行止めの箇所も多い
あれだけの震災被害
半年くらいではいっちょん変わらんバイ
うちは被害が少なく今年も田植えができた
ただ台風や余震の影響で色んな問題もでてきた
親を亡くしたらしい小さな猪が稲刈りの数日前から
田んぼに入ったらしく稲が倒れている箇所が多い
自然の動物も多大な影響を受けているのだろう
これだけ稲が倒れていては機械で刈るのは難しい
手で刈ると後の仕事が大変なので稲を立てながら
刈れるだけ刈ってどうしようもない箇所は手作業
いつものようには行かない作業
時間と労力だけ費やし作業効率は最悪
台風の影響で水はけの悪い箇所はもう数日乾かす事にして
土日の2日間でやれるだけの作業を終了
今年は稲の育ちがよく実も多いと喜んでいた親父
気持ちよく刈りたかったけど自然の力には敵わない
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