翁長県政で沖縄県が没落していく | 熱党のブログ

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沖縄県は翁長知事となり3年目となった。
翁長知事は「新基地は作らせない」と辺野古反対の一点のみの主張を続けている。
それはそれで、辺野古反対で知事になったのであれば、あたり前のことだろう。
しかし、「基地問題に8〜9割を費やし、福祉、子育て、教育、高齢者、経済などの政策に十分に手が回らない」とご自身も発言されている。
よく平気でこのようなことが言えるなと呆れるほどで、知事としての職務を履き違えているのではないかと感じる。


翁長知事は沖縄県民の生活を守る仕事をしろ!
と言いたい。
辺野古に滑走路ができれば、今まで以上に沖縄県民が危険にさらされるのか?
確信系の言うように、沖縄の米軍基地及び、自衛隊を含む全ての軍事を撤去しろ!というのであれば、まだ理解はできるが、普天間飛行場の危険性を除去することで、沖縄県民の生活を守ることができる。
辺野古を反対すればするほど、事実上、普天間基地の閉鎖は遅れ、さらに周辺住民は危険に犯され続けるのだ。
知事職をどのように考えてられるのか。

 

翁長知事となり、様々な問題が浮上している。
一見、翁長知事が直接関与して起っている問題ではない。
しかし、このようなことにならないように、沖縄県として先に手を打つべきものを打たないから、どんどん沖縄県民の生活は悪化しているのだ。


まず、先日、琉球新報のトップ記事である。


観光客が入り、大型船で海外から来る観光客も激増したため、薬物が入ってくる量が増えるのはある意味で必然ではあるが、そんなことは事前に分かっていることであり、なぜもっと事前に手を打たないのか?
外国人観光客が増えるということは、その時点で治安も悪化する。観光客へのおもてなしを充実させることと平行し、沖縄県民や観光客の安全を守るのが行政の仕事である。
その長が翁長知事なのだ。
薬物に関して今は、海外からの中継地点としての取引での摘発が多いようだが、このまま放置すれば、県民への流通は確実に増えるだろう。
石垣なら大麻は吸っててもバレにくいというような感覚の人間が、沖縄に流れてくるように、今後このまま放置し、県内の薬物利用者が増えないか心配である。


そして沖縄で大きな問題は、飲酒運転である。
翁長知事になった2015年以降、増加している。
飲酒運転による処罰が厳しくなり、全国では減少しているにも関わらず、ここ2年で毎年100人ずつ増えているのだ。
もちろん、全国でもぶっちぎりのNo1である。
背景には飲酒検問を増加させているのか、辺野古警備や大規模イベントの増加などで警察の人手が足りておらず飲酒運転に関しての県民の意識が緩んでいるのかは分からない。
しかし、このような実態も翁長知事は警察任せで放置していると言わざるを得ない。
関連ニュース
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/49736

 

そして、沖縄県が全国にさきがけて調査した家庭の経済状況調査の結果が先日出た。
対象は高校2年生とその保護者である。
その結果、3割の家庭が「窮困世帯」である。
この「窮困世帯」の高校生の3割が家計の足しとしてアルバイトをしているのだ。
これだけ、観光客が入り、本土企業も多く進出し、人手不足も深刻なほどなのに、なぜ、ここまで「窮困世帯」がいるのか?
毎年、使い切れない一括交付金を国からもらい、観光客も増加し、空港建設や道路などの政府予算での公共事業、様々な特区、自衛隊や米軍基地の工事やメンテナンス、大型ショッピングセンターの増加など、本来であれば、沖縄県民は潤っているはずなのに、なぜここまで県民は貧乏なままなのか?
その根底には、一般世帯に金が流れない仕組みが沖縄には出来上がっている。
富めるものだけに金が流れる仕組みが出来上がっている。2割の富裕者と8割の貧困社会とも言われる沖縄である。
翁長知事はここに今メスを入れなければ、そのうち、突き上げられる可能性があるだろう。
そして、翁長知事はこの富めるものの中のひとりだろう。
自分さえよければ良いという考えなのか。
翁長知事を支える、革新系の政治家は本来、富の分配をする思想であるはずだが、沖縄県議会では与党となっても何もしない。共産党や社民、社大、民進など与党になってもこんなものかと、絶望である。自民党が建築業に金をバラまいている方がよほど県内が潤うだろう。
関連ニュース
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/87229

 

そして、今話題の待機児童問題だが、厚労省の発表で沖縄は全国で2番目の多さである。
しかし、人口比率で見た場合、これもぶっちぎりの1位でもある。
沖縄の都市部の場合、土地の確保や保育士数の問題など、本土の都会と同じような問題ではあるが、しかし、これに関しても、各市町村に任せきりである。
基本的には市町村の取り組むべきものではあるが、沖縄県としてもバックアップをしなければ解決できない側面もある。
このような部分も翁長知事はまったく見て見ぬふりのように感じられる。
関連ニュース
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-349808.html


青少年の非行問題。
これは全体的なことはまだ大きく報道されず個別の問題として報道されるレベルではあるが、知り合いの中学校の先生に話しを聞くと、沖縄の子供の非行が非常に増えているとのことである。
実際に全国版でも報道されていたが、今年に入り立て続けに2件の低年齢の事故事件がある。
ひとつは、小学生3名が125ccバイクに乗り事故を起こし、一人が死亡。さらに飲酒もしていた。
http://breaking-news.jp/2017/02/23/030892

また、女子中学生が酒気帯びでバイクを運転し逮捕。
http://ladybug000.com/okinawa-chuu3-joshi-syukiobi/

尾崎豊の時代かよ!(笑)
結局、このような事件が出てくるのは、世の中全体が緩んでいるということだ。
翁長知事を筆頭に沖縄のマスコミも、ここ2年以上、辺野古!辺野古!と連呼するばかりで、教育や福祉、治安などに目を向ける時間が減り、それが県民意識をも緩ませてしまっているのだ。
沖縄県知事としては、沖縄県内にある様々な問題へ目を向けPRすることで、沖縄県民の意識が上がるのである。それもトップとしての大きな役割である。このような役割があることすら知らないのであれば、即お辞めいただきたいものである。


これら以外の沖縄県民の成人病の増加問題。
飲酒量の問題。
それらに伴う、破綻状態に近い健康保険問題。
観光客の増加に伴い、インフラが追いついていない問題。
挙げればきりがない。


きりがないのはどこの地方自治体も同じだろうと思うが、それでも何らかの手を打とうと努力はしているだろう。しかし、沖縄県は何もしていない。
翁長知事になって、県民に広く告知されているのは、観光客に優しく接しましょうという「ウェルカムンチュになろう」だとか、沖縄の方言を大切にして使いましょう!というCMくらである。
唯一、健康診断受けましょう!というCMに莫大な金をかけているようだが、正直、それは保険の財政が厳しいからだろう。本当に沖縄県民の生活を豊かにしようとはまったく感じられない。
しかしこれらも、仲井真前知事の政策の延長である。

 

本来は、細かいことに無策な保守系が与党で、そこを批判する材料として左派系の野党が福祉などの面で与党批判をするのだが、今の沖縄県政はその左派系が与党であり、かれらが辺野古!辺野古!と連呼しているだけで福祉など何もしていない。
先日も日本共産党の志位委員長が沖縄に来ていて、辺野古反対を全国規模でバックアップするようであるが、共産党が辺野古一点となるようであれば、共産党は近い将来、沖縄でも存在意義がなくなるだろう。
本来、福祉などの問題提起をすることで存在意義があるのが革新系である。
与党となればそんなことはまったく無視しているような状況だ。
共産党や共産主義者の中核の本心が見えたような気がする。


翁長知事となり2年でここまで様々なことが悪化している。
そして、これからまだ2年弱の任期がある。
今後も様々な側面で、多くの問題が露呈してくるだろうと思われる。
個人的には、早急に翁長知事をリコールし、沖縄県を立て直す方向にスフトしなければ、後々、沖縄県民は貧困に喘ぐことになるだろう。
その時、政府に頭を下げても、ここまで政府との関係が冷えきっていれば、政府も簡単には動かないだろう。
先日も沖縄県で計画中のMICEの建設やそれに伴う予算を政府にお願いするそうだが、政府にはたてついて、金をくれというのは、いい加減辞めてもらいたい。
結局、翁長知事のやってることは、基地を背景に政府から金を取ってるだけの政治である。


翁長知事は早急に様々な沖縄の問題解決に動くべきだろう。
それが出来ないなら、知事を辞職し、辺野古でもどこでもご夫婦で座り込みでもされれば良いと思う。

 

翁長知事が誕生した直後にここのブログに、沖縄経済など没落する予測を書いた。
翁長知事となり2年。
日々の生活に追われる我々庶民にとっては2年の間のことは徐々に進んでいて実感はないかもしれない。
しかし、上記のようなことは非常に急速に進んでいることを理解しておくべきだろう。
2〜3年で没落したことは10年20年かからないと戻せないことを知っておくべきだろう。
日本のバブル経済は1年で急激に没落した。あれから20年の歳月が流れているが、まだどこか尾を引いている。
民主党の3年でさらに日本の経済はさらにガタガタになった。アベノミクスで一時的に好景気の兆しは見えたものの、日本経済は完全に復活はできていない。
政治の無策や外的原因はあるが、これだけ世の中を立て直すというのは難しいだ。
翁長知事は政治家としてその部分の責任を自覚し、沖縄県知事としての職務を全うしてもらいたいものだ。
それができないのであれば、辞職すべきだろう。

 

 

 

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