民進党が危ない! | 熱党のブログ

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「テロ等準備罪」が野党の反発の中、採決された。

昨年の安保関連法案の時のように、民進党(民主党)が猛反発して与党を攻めている映像が連日ニュースで流れていた。

確かに、安保関連法案や今回のテロ等準備罪なども、細部に関しては国民に伝わっていない。

国民の多くが、「これだけ世界が混乱している中で、日本も一定の法律が必要だろう。細かいことは自民党にお任せ。」って感じだろうと思われる。

しかし、本来は国民ももう少し関心を持って、考える必要のある法案でもある。

また、マスコミも与党と野党のバトルばかりを流さず、もう少しテレビニュースで詳細を報道すべきだろうと思っている。

 

 

ところで、ここのところ、政府与党を攻め続けている民進党。

これを見て、いったいどれだけの国民が民進党に共感しているのかと思う。

リベラル系の考えを持っていて、反自民の人も多いと思うが、今の民進党を見て共感している人は少ないのではないかと思う。

民進党が吠えれば吠えるほど、もともと共感していた人も離れているのが実情だろう。

それは、政党別の支持率を見ればわかることだ。

 

 

共産党のように、安保関連法案やテロ等準備罪などまったく必要がない!と言い切っているのであれば、それはそれで共感する人はいるだろう。

しかし、民進党はいったい何を考えて、政府を批判しているのかがまったく分からないからだ。

組織犯罪処罰法改正は必要なのか、必要でないかが報道されることはない。

蓮舫氏や一部の議員が単独で法案に反対していることは伝わってくる。

しかし、民進党の党としての方針がまったく出てこないのだ。

与党案には反対だが、なんらかのテロを事前に防ぐための法案が必要と考えているのか、そもそも、組織犯罪処罰法の改正が必要と考えているのか。

その部分を明確に国民に伝え、そして現状の組織犯罪処罰法でテロを事前に阻止できるのであれば根拠を示し国民に納得させる努力をすべきだろう。別の法案があればそれを国民に示すべきだろう。

ホームページを見ても、ただ現状の与党案がどれだけ悪い法案なのかしか書かれていない。

https://www.minshin.or.jp/feature/conspiracy

これでは、国民は誰も支持しないだろう。

 

 

正直、今回の組織犯罪処罰法改正に関しては、自民党も勇み足の側面があり、もう少し国民議論が必要だろうと考えている。

しかし、この時点でとっとと法案を通せたのは、民進党の支持が極端に低いことが一番の原因だろう。

さらに、安倍首相の学園問題なども民進党の支持率がせめてあと10%でも高ければ安倍首相を辞任にまで追い込めるネタである。

しかし、マスコミも国民もイマイチ食いつきが悪いのは、ただ、反対したり攻撃だけしている民進党に嫌気がさしている背景が大きい。

この部分の見直しを行わなければ、2年後には完全に世の中から消えているだろうと思われる。