先日、家の前で花の水遣りしてたら「台風大変でしたねぇ」と見かけないお婆さんに声をかけられた。
うちの辺りは見知らぬ人がフラフラ歩いていることは有り得ない場所なので、見たことない人が歩いているとビクッとした。
散歩姿のお婆さんだったので、暇な老人が台風被害を観察しに見回ってるのねと判断しました。
婆「何か被害がありましたか?」
私「特には・・・ ただ色んな物が飛ばされちゃいましたね」
婆「私はね、川の向こうマンションの近くに住んでるんですよ」
私「・・・そうですか」
婆「100坪あって芝生の管理も大変だし、爺さんも死んで一人だから広くて困ってるのよぉ」
お喋りで関係無い事をペラペラ話始めたお婆さん。
あー、ちょっとこれはめんどくさい婆さんだわ。恐らく暇で会話に飢えているのだろうな。
婆「お宅のようなちっちゃな家の方が管理し易いわねぇ」
私「・・・そうですね」
そろそろ婆さんと話するのも飽きてきたワタシ。話を切り上げるキッカケを探し始めた丁度その時、
婆「ところでこちらにお一人で住んでるの?」 と訊ねてきたのだ。
私「いえ、家族と一緒です」にっこり微笑んで言ってやった。
婆「あら、そうなの・・・」
そこでそそくさと玄関へきびすを返し、やっとお婆さんから離れました。
しかしこの婆さんときたら、防犯の面から一人住まいだとしてもそういうことは、見知らぬ他人にペラペラ云うわけないだろっての。
老人だから容赦しないよ。
前に佐川急便のお兄さん(40過ぎ位の人)が、ちょっと愛想よくて警戒した事がある。
仕事柄ワタシが一人暮らしかどうかわかってるだろうしね。男の人だしヤダなぁーと思っていたら担当区域が変わり、違う人になってホッとしたけど。
ずっと都会のマンション住まいだったから他人の目を気にしたことがないし、一人暮らしだから危険とは全然考えたことが無かった。
最近オカシイ人も多いし用心はしないとね。
それにしても今のご近所さんはこの婆さんみたいにお喋りな人たちじゃなくて良かった。ズケズケと個人的な事を訊かれたりされると煩わしいのよ。