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今回は、見捨てられる前に捨てる私の一節を書きたいと思います。
『無意識は、私たちにいろいろなものをメッセージしてくれて、全然考えてもいなかったようなことを教えてくれます』
[斎藤学著 「家族神話」があなたをしばる P211 NHK出版刊]
前回、見捨てられ不安と私の転職癖について、解釈をしました。
「見捨てられる前に捨てる」
そして導かれたのは、こういった結論でした。
これでもう不安や恐怖から解放され、見捨てられることは無い、です
かりそめの世界、と書いています。
そのあたりなのか刺激を受け、何かが反応したのだろうと感じます。
頭の中にあった続きを書こうとしてこの二日間、意図せず色々と思い出すことがありました。
回想、追想体験とでも呼ぶのでしょうか。
胸の奥からはもちろんお寄りしたブログ、またやりとりを通して浮かんで来た昔の記憶です。
いつ以来かは分からないくらい、ただ久しぶり、としか言いようがありませんでした。
いろいろと申しますのは、数々の愚行のことです。
職場の同僚、友人また他にも。学生時代、そのもっと前からでした。
年相応にまとめたものを、と考えたのですが余計に浮かんで来る始末でした。少しずつ、お話させて頂ければと思います。
荒々しく閉めたドアの重み、片手が感じた冷たさを覚えています。
放課後の予定が変更されていたのを聞かされていなかった。それだけの理由でした。気色ばむ制服の背中には驚いた目が人数分、向けられています。
四年以上続けていたテニス部の大会出場メンバーになれるか、という時のことです。
その後、夏前に退部します。
いつも不機嫌な顔をして歩いていました。
同級生と組んだバンドは数ヵ月後、何もしないまま練習もしなくなりました。
そしてある頃からは、殊更に喜んで捨てられるような触れ合いを選んでいたとしか思えずにいます。
その中で誰を見ていたのか、何を感じていたのかはうっすらと曖昧で、見ていられなく移ってゆきます。
まともには分かりようのない自分、です。
日々時間を埋めるための台詞を取り交わし、簡単に破られる間柄もありました。
憤りと同時に感じた相反する思いは、はっきりと胸に呼び起こせます。
約束をキャンセルされてホッとする。そんな私もいます。
追想の眼に、結局頷き、静かに受話器を置く姿が横から映っていました。その耳には何時も聞こえている言葉があります。
「それでいいと思ってるの?」
ここに至ったところで俄に画が動き出します。
次に浮かんで来た時は、ずっと小さい頃の像になっていました。
記憶の私は何かを入れた透明な袋を持っていました。
水の中にいるのは金魚、です。
私の場合、のお話です。
「アダルトチルドレンは希望の言葉」です。
それでいいんです。大丈夫です。
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