回復の始まりの次にしたこと | アダルトチルドレンから、「以前より相当まとも」に回復しています

アダルトチルドレンから、「以前より相当まとも」に回復しています

社会と人と自分に不安を抱える「とかくこの世は生きにくい」 アダルトチルドレンが 回復へのきっかけを見つけ

「以前より相当まとも」に変わりながら一進一退、もう一歩踏み出そうとしている

ごく普通のAC会社員の様子を書いた現在進行形のブログです。

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『「・・こんなに悲しいのは、私のなかのあの小さな女の子が泣いているのです」
彼女はこう言って、ひとしきり泣いてから続けました。
「あの小さな女の子、可哀想に、あんなにひどい仕打ちを受けて」』
[出典:「アダルト・チルドレンと家族」 齋藤学著 P196~197 学陽書房 ]


今回は、回復の始まりの次にしたことについて書きたいと思います。


えっと、ある時、不意に現実感が戻ってきたことをお伝えしました。

この身に起きた回復の始まり、のお話です。

さて、私ですと、その次に何をしたかと申しますと。

やはり本を読みました。

先ずは正確な知識から、という発想ですね。
このあたり、アスペルガー的思考だと自分でも思います。(苦笑)

ほど近くの図書館にある、全ての齋藤学さんの著書を借りました。

今、もう一度見てみましたら16冊でした。
こちらを確か2、3週間で読み終えたと思います。

特にピンときた4冊をご参考まで、あげてみます。

『「アダルト・チルドレンと家族」』学陽書房(以下引用部「ア家」)
『「家族神話」があなたをしばる』NHK出版(同「家シ」)
『インナーマザーは支配する』新講社 (同「イン」)
『家族依存のパラドクス』新潮文庫(同「家パ」

そうしますと、思い当たる節々が山ほどあるのですね。
あの、ランダムに記してみます。

怒りの調整障害(ア家 P111)
喘息(同上)
転職癖(家シ P178)
人と付き合うのが怖い(家シ P38)

うーむ、むむ、です。
もう少し続けてみます。

望まれる子どもを演じてきた(家シ P116)
寂しく、不安でたまらない(イン P122)
根拠のない罪悪感(家パ P152)
なぜいつもこうなってしまうのだろう、と悩む(イン P104)

そう、なの、かぁ、ですね。

もうですね、なんといいますか、図星なのです。
また、こういったものもありました。

表情に乏しい(ア家 P100)
何もしない完璧主義者(イン P96)

このあたりは苦笑いが漏れてしまいました。
はい、確かにそうです、と言いたくなりますね。

その他にもズキンとくることが並んでおり・・
とにもかくにも吐息を漏らすしかありませんでした。

どうも、僕は、これみたいだ
実際、読んでいたら何かが起きたのだし

ある意味において、新たな発見、でした。

僕は、アダルトチルドレン、なんだ

そうだったんだ

想いが胸から浮かび、当時あった泊まり勤務の夜など、
だんだんと肌に馴染んでいく感覚があったように思います。

そしてある箇所には、私のことだと確信する言葉を見出しました。

それは今振り返ってみましても、同じ思いを抱きます。

淡々とみえる一行、です。


「家族神話」が・・・のまえがきに書かれていました。


『私の本の読者の多くは、「とかくこの世は生きにくい」と思っている方々です』



私の場合、のお話です。




「アダルトチルドレンは希望の言葉」
それでいいんです。大丈夫です。大丈夫じゃなくてもいいです。




「ぼくは治そうとなんかせず、ただ偶然を待っている」(河合隼雄さん)
「人格は変わる。それは世界の認知の仕方による」(齋藤学さん)
 

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