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北村屋の台所がなんだか「ごちそうさん」の西門家台所と似ていて懐かしさを覚えた冒頭。「ごち」は面白かったな~。「わろてんか」もここから巻き返してほしいものです。

藤吉はさっそく母親の啄子(つえこ)さんにてんと駆け落ちしてきたことを報告。当然大反対しますわな、親なら。覚悟を持って駆け落ちしてきたと一応熱弁を振るう藤吉ですが、な~んか甘ちゃんな覚悟にしか思えないんだよな~。前の週でおまま事みたいなベタ恋愛見せられてたからなおさら
駆け落ちの覚悟っていうのは「花子とアン」の蓮子と龍一みたいなのを言うのであって、どうも今回の二人のはライト過ぎて白けちゃうんですよね

今にして思うと、やっぱり子役と桃李くんとのあまりにも年齢差離れた二人のきっかけシーンが逆にマイナス要素になった気がする。「あさが来た」は許嫁の関係だったからまだよかったけど(それでもあの年齢差は相当な違和感はあったw)、今回は駆け落ちする関係ですからね…
そのきっかけを子供と成人男性…下手すると親子に見えるキャスティングで見せられたので、成長して二人に恋が芽生えるっていう展開が非現実的に見えちゃってついていけないのかなぁと。せめててんの子供時代をもう少し大きな子でやってくれればもう少し違ってたかもしれない。

で、今回「ほぉ~」と思ったのが藤吉の本名「藤吉郎」の由来。啄子さん曰く

「太閤さんのように商いで天下を取ってほしいという願いを込めてつけた名前」

あ~!やっぱり秀吉絡んでたのね(笑)。ストレートに「秀吉」と名付けるのではなく、農民から這い上がっていくまで名乗っていた「藤吉郎」という名前を付けたことに親の強い想いが託されているのを感じました。
だけど哀しいかな、藤吉郎は店よりも芸のほうに興味持ってしまって今の中途半端な有様になっちゃったのか

そんな啄子が厳選して連れてきた「許嫁」が楓さん。彼女は藤吉とは初対面で彼には何の感情も抱いていない様子。「妾がいたって自分は何にも思いません」と言い放つのが肝が据わってていいわww。
楓にとって藤吉という相手はどうでもよくて、北村屋という船場の米問屋に嫁として入ることが最重要なことらしい。いわば、有名企業への就職みたいなもんですかね。BSで再放送している「花子とアン」でお嬢様たちが競うように良家のボンボンの嫁になることを夢見てるのと同じ感覚なのかも。

そんな楓はず~っとニコニコして能天気な顔してるお嬢様気質が抜けないてんが大嫌い。全くタイプ違うし育ちも違うだろうから、その気持ちはとても自然なことかもね。私もなんかイラっとくるから、あのフニフニ笑ってる顔見ると
未だにことの大変さを理解していないっぽいてんと藤吉は二人きりになるとイチャイチャしだすのですが(笑)そこへお約束のように啄子が割り込んできますw。もっとグイグイ食い込んでいいのよ、お母様

そして、啄子によるてんの面接試験開始。その評価は…

「京なまり  ぜいたく  アホ」

ということで、藤吉郎の嫁としては見事に落第点。ただ、追い出すのはさすがに気が引けたのか、女中として置くことにしました。女中の仕事やらせればキツくて途中で出てくだろうっていうのは当然計算に入れてただろうねw。
かくして、お嬢様暮らしから女中へと一気に転落したてん。藤吉の言うとおり、さっそく「苦労」する出来事に見舞われましたとさ。

そろそろ前の朝ドラのマイナス貯金の底が見えてきたかも…。もう少し色んなキャラ出てきて話を動かしてもらいたいところです。


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