2015年6月2日火曜日

生存確認

数日ぶりの更新です。takahiro(@FeTakahiro)です。


日曜日から本職の方がほぼ2徹の現場だったため軽く死んでました…
今日からまた細々と更新をしていきたいと…


次回はDAWの有名どころ、Cubaseを紹介します。
お楽しみに。

2015年5月30日土曜日

暇なのだけど…

おはようございます。takahiro(@FeTakahiro)です。


今日はお仕事で更新が滞りそうです…
暇なのだけど。


仕事が暇って一番嫌ですね。
メリハリないとだらけるし効率悪いので。
忙し過ぎるのも大概ですが(笑) 



2015年5月29日金曜日

【基本編2】DTM/DAWの単語解説【Mix編】

続けて第2弾です。
結局前回はDTM/DAWとAD/DAの事しか書けなかったので今回はもっと単語数を増やしていきたいと思います。
DTM/DAWの中でも私はMixingを重点的にやっているのでそのあたりからお話しします。


まずMixing(Mix)とはですが、これはDAW上でいろいろな音を混ぜあわせる事をMixと呼びます。
一つの楽曲にはボーカルがあり、ギターがあり、ベース、ドラム、キーボードと多くの楽器が存在します。
それらをうまくバランスを取ってあげ、すべての楽器がちゃんと聴き取れるようにしてあげる事をMixと言います。


またその際に各楽曲に対して様々な加工、編集を行います。
それらをエフェクトと呼びます。
ボーカルにリバーブやディレイをかけたりするのがわかりやすい例でしょうか。
なおこの際トラック(楽器)に直接かけるものをインサート、別のトラックを使ってかけるものをバス、センド、AUX(オグジュアリー)と言います。
この辺りはエフェクトのお話が出たタイミングでお話しします。


先出しましたが、DAW上の楽器などの音をトラックという名称で扱います。
声などオーディオデータを扱うトラックをオーディオトラック
MIDIを扱うのがMIDIトラック、ソフトシンセを扱うのがインストゥルメントトラック
バス等はそれぞれ、バス、センドドラック、AUXトラックと呼びます。
最後にそれぞれのトラックが一つになって扱われるトラックをマスタートラックと言います。


各DAWごとに違いはありますが、トラックにはボリュームを調整するフェーダー、音を左右に振るパン、ミュートとソロ再生できるボタンなどが付いています。
私はMixの作業を始める際この3つの機能を使ってある程度バランスをとります。
そして完成系のイメージを組み立ててしまいます。


そしてここからエフェクトをかけながら調整作業に入ります。
エフェクトについては次回詳しくお話ししたいと思います。


エフェクト等をかけ、バランスも最終調整が終わった後、このデータを書き出します。
これをバウンス。書き出すファイルの名前を2Mixと呼びます。


その後、マスタリングという作業をします。
これは一定の規格に音声データを統一させる事でこれによってCDはほぼ同じ音量で聴くことができます。
この作業が終了すると完成です。


一連の流れはこのようになっています。
DTMで曲を作った後にこのような作業をしています。


DTMからMixまで一連である方はDTMの段階でバランスをとりながらやると作業効率が上がると思います。


次回の単語解説は更新が遅くなります。
その代わりエフェクトなどについて詳しく説明していきたいと思いますのでお楽しみに。




【基本編】DTM/DAWの単語解説

DTM/DAWってなに?という方からもうすでに何年も携わっている方まで様々だと思いますが、復習を兼ねて単語解説をしていきたいと思います。


DTM - Desk Top Music
1988年にこの言葉が登場しました。
簡単に説明すると、PC上のシーケンサーソフトと呼ばれるものを使って楽曲を作ることをDTMと呼びます。
現在ではこのDTMという単語に関連してDAWが存在します。


DAW - Digital Audio Workstation
デジタルの音声データを編集、加工する事ができるシステムの総称をDAWと呼びます。
シーケンサーソフト=DAWという解釈で間違い無いと思います。
このDAWというものがあるからDTM、つまりはPCでの音楽制作ができるというわけです。


なんて説明は他のどのサイトでもここより詳しく説明してくれています。
ですから私はちょっと違った視点でこれらを説明したいと思います。


私はレコーディングエンジニアです。音にはこだわりを持っていると自負しております。
このDTM/DAWにも実はわかりにくいですが音を良くも悪くもする所があります。
それが「DA/AD」呼ばれる部分。


DA/AD - Digital to Analog  / Analog to Digital
デジタルのものをアナログに、アナログのものをデジタルにする機構のことです。
人の耳に聴こえてくる音はアナログです。ですからデジタルの音は聴こえません。
では先ほどのDTM/DAWではどちらが使われるでしょうか?
答えはデジタルです。


そのためこのDA/ADという機能が必要になってきます。
DAはPCの中の音を人が聴くため。ADはPCの中に音を入れるためにあります。
ではこのDA/ADがチープなものであったら…ご想像の通りの結果になります。


PCにもこの機能がありますが、ほとんどの場合あまり良いものではないでしょう。 
だから皆さん揃ってこう言うのでしょう。
「録音時にはオーディオインターフェースを使って下さい。」と


このオーディオインターフェース(以後: I/F )DA/AD の機能がしっかりしています。
PCに直接マイクとスピーカーを繋げるのとは違い、大きく音質が向上します。
むしろDTM/DAWとはこれがあって初めて成り立つようなものです。


じゃどれが一番良いI/Fなの?と言われても正解はありません。
機材それぞれに個性があって人によって好みが分かれるからです。
価格に関してもピンからキリまであります。
ですが最近は比較的低価格なものでも、しっかりとした機能を持っているので筆者が初めて買った時に比べると良い時代になりました。


これからDTM/DAWを始めたいという方は御一考下さい。
昔、恩師に「ほんの0.0〜dBの音量が変われば、もしかしたら100万枚売れるCDになるかもしれない」それぐらい音がきちんと聴こえるのと、聴こえないのでは違うのだと教えられました。
音質厨になれというわけではありませんが、気をつけるポイントとして抑えていただければ幸いです。


さて基本編と言いながら、マニアックなところを話してしまったかもしれません。
今回の話についてご質問のある方はコメントorメッセージにてお答えいたします。
また、今回のことに限らず質問のある方は是非お問い合わせください。

 
次回もまたなにかを…