チャンネル桜・瓦版:世論(多数意見)の真逆(少数意見)がほとんど正しい・西村浩一ブログ

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 Ⅿ氏の解(3)。非正規雇用の増加は、インフレ、デフレと関係ない:チャンネル桜・瓦版

2016-07-01 16:44:45 |   M氏の解
     <Ⅿ氏の解(3)。非正規雇用の増加は、インフレ、デフレと関係ない>

 いま大きな問題は、若い人たちが正規雇用に就業できなくて非正規雇用にしか就けないケースが多いことである。

 非正規では、どうしても低賃金になる…。

 非正規雇用が増えていることとインフレ、デフレとは全く「関係ない。」ことである。

 非正規雇用が増えているもっとも根本的な理由は、製造業の技術革新が順調に進んでいるからである…。

 製造業とは、大きな機械装置を据え付けて、そこに工場労働者を配置して物を作り出していくものである。

 本来、製造業は大規模工場をつくって、その大規模工場に定時で人を雇って勤務時間中ずっと仕事をしてもらい、作った製品は販売ルートに乗せるという流れで労働形態が『定期』なので「正規雇用。」をしやすい…。

 しかし、経済が発展していくと技術革新などがあって、それまで1人の人が1時間かけてつくったものが、45分でつくれるようになる。

 そのときに、増産するよりは、人数を「絞って。」いままでと同じ量のものを作っていたほうが得だというケースが多くなってきた…。

 そして世界中でどこでも、ものは充足してきたから「サービス。」を買いたいという需要が増えてきています。

 ここで、製造業とサービス業で何が違うかというと、製造業は「つくり置き。」しておいたものを売れるから、定時で人を集めて大量生産する方が効率が良いのです…。

 ところが、サービス業は、ほとんどの場合売り手と買い手が、同じ『所』で同じ『時間』にいなければ成立しない商売が多い。

 そこで、世界中で製造業の雇用が「減って。」、非製造業の雇用が「増える。」という現象が起きているのです…。

 対人サービスでは、お客さんが入っているときと、入っていないときでは、労働力『需要』が大きく変わる。

 そこで、需要が多いときにはたくさん配置し、需要が少ないときには、少なく配置すればいい…。

 サービス業えは、雇用するにしても、いつも多数の人を雇っているよりも、時間帯、業態に合わせた柔軟な雇用の方が効率も良いわけです。

 そのため若者が就業するときにも、なかなか正規雇用に付けずに『非正規』になってしまうということになるわけでありますよ…。



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