廃炉期間40年

通常の化学プラントであれば、設備の廃棄に伴う工事は数ヶ月から長くとも2~3年である。これを東京電力は30~40年かかるとしている。原子力は一度事故を起こすと破滅的な未来ということか。

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廃炉に向けたロードマップ(経済産業省)

工程短縮の検討が必要

福島第一原子力発電所は日本の発展の妨げとなっており、いち早く解決しなければならない問題であることは言うまでもない。にも関わらず、30~40年かかりますよなんて言うのは早く解決しようという姿勢が全く見えてこない。事故を生じた責任のとり方とは全く思えない。

今生まれた赤ちゃんも廃炉事業に参加しないといけない

『30~40 年程度かかると見込まれている廃止措置を実施していくため、中長期的な視点での計画的な人材育成に取り組む』とある。すなわち今生まれた赤ちゃんも廃炉事業に参加する必要が出てくる。このような後ろめたい事業にどのように若者を説得して参加させるのだろうか。