昨日、1ヶ月以上前から予約をしていた心療内科に行ってまいりました。
結果から言いますと、悪くはなかったです。
前行った診療所と違い、ちゃんとわたしが生まれた頃まで遡って話を聞いてくれました。
ただ、ちょっとモヤモヤしてしまったことも…。
わたしは「発達障害ではないか?パーソナリティ障害ではないか?」と自己分析していましたが、それを完全否定されました。
まず、発達障害であればここまで過去を詳しく話せないそうです。(このブログを書いていたこともあってメチャクチャ筋書きが出来ていました)
更に、発達障害であれば自分を偽る(演技をする)ことが出来ないそうです。
"演技性のルーツを探る-思春期"で書いたような、他人を真似して演じることは出来ないとキッパリ言われました。
うーん、確かに。そうかもしれない…。

では、演技性パーソナリティ障害はどうか?
これもハッキリ否定をされてしまいました。
個人的にいろいろ調べていくにつれ、発達障害は確かにそこまで当てはまらないかも?とは思い始めていましたが、演技性パーソナリティ障害はわたし本人だろ!と思うくらい当てはまっていたので拍子抜け…というか、ちょっぴりショックでした。
障害であってほしかったわけではなく、生きづらい性格を治せる手がかりを見つけたと思ったのに、仄かな光を消されてしまった気分になりました。
障害を言い訳にするつもりはなかったけど、少しは解決の糸口にしたかった。

更に、わたしが岡田さんの「発達障害は先天性、パーソナリティ障害は後天性」説を話したら、それもバッサリ否定されました。
今回の先生は「発達障害もパーソナリティ障害もどちらも生まれつきである」という持論でした。
岡田さんの名前は出さなかったけど、結構強めに「誰がそんなこと言ったのっ?」みたいに言われてちょっと怖かった…。
先生曰く、環境が影響して発生する障害は「愛着障害」だそうです。
(これも岡田さんの本にあったな…今度読んでみようと思います)
愛着障害はパーソナリティ障害に症状がよく似ているので混同している医師が多いとのこと。
うーん…。
岡田さん説が全て正しいとはわたしも思ってない。
でも、今日会ったばかりのこの先生を全面的に信用することも出来ない。
ここ一ヶ月ちょっとかじった程度で偉そうなことは言えないけど、精神の世界が難しいのはわかるし、「これが正解!」っていうのはないんじゃないかなぁとわたしは思うんですけどね。
帰宅後、岡田さん以外の資料も調べてみたら「パーソナリティ障害は後天性」派ってやっぱり結構いるんです。
あそこまでびっくりするくらいキッパリ否定されたのがなんか納得いかない~。
すごく持論に自信がある先生なのかなぁ…。

気を取り直しまして、病院ではCMIとSDSというテストをやったんですが、結果を見た先生は、わたしは発達障害・演技性パーソナリティ障害ではなく「強迫性障害」「不安神経症」ではないか、と仰いました。
強迫性障害…って、パーソナリティ障害の10個のタイプの中にあったな…夫が一番高得点だったやつ。
演技性ではないかもしれんが、やっぱパーソナリティ障害じゃねーか!!
と、心の中でツッコミを入れつつ、大人しく話を聞きました。
不安神経症というのは初めて聞いたので、今後調べていきたいと思っています。

これからの心療内科での治療は、
やってみたいようなら発達障害のテストを受けることも可能。
不安や怒りの鎮め方のカウンセリング、アドバイス。(CMIでは怒りの項目が満点でした)
わたしの過去のことも話を聞いてもっと探っていく。
という感じになりました。
まだ先生を信頼出来てはいませんが、とりあえずこの方針で進んでいこうと思います。
次は7月中旬に診てもらう予定です。

それにしても…初対面の人に自分のこといろいろ話すのって想像以上に疲れたぁ…。


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