サキさんの介護日記     (若年性認知症の妻との記憶)

若年性認知症の妻。今までの介護の記憶と、現在の様子を気分のままに書いていきます。

条件反射

2016年06月26日 17時57分36秒 | 今日のサキさん
今日は、(若年性)認知症のつどい「アルトひまわり会」があるので、その前にサキさんの特養へ。
サキさんはベッドの上で目を閉じて眠っているような雰囲気でしたが、お姉さんの声掛けで目を開けてくれました。(多分、私一人での面会なら、声を掛けずにそのままにしていたかも。)
お姉さんが持っていってくれたクッキーを上手に食べてくれました。反応はほとんどありませんが、食べ物が近づくとほとんど条件反射のように口を開いてくれます食べる・・ということは生きること。今はこれができています。生きるためには食べなければいけないという、生命の根源のような意識が、サキさんに口を開かせているのでしょうか。


その後、サキさんの足と手の指を、体拭き用のペーパータオルで拭いてみました。足の指の間を拭いた時、爪がとても気になりました。親指の爪は年輪を重ねたように盛り上がり、厚みもかなりになっていました。次回、爪切りを持っていき、足と手の爪を切ろうと思います。アマゾンでニッパのような爪切り、買っとこうかな。
右手は簡単に指が伸びて、ふき取りやすかったですが、右手は中々頑固に握りしめています。無理やり伸ばして拭いてみました。サキさん、ちょっとだけ痛かったかな、ゴメンね、サキさん。


その後は、また眼を閉じてしまったサキさん。眠かったのかな。また眼を開けた時に、背中を起こして「座位」の練習をしました。10秒間でしたが、最後の数秒は、自力で背中を支えていました。私の右手には全く力がかからなかったです。座位が保てれるようになれば、今度はベッドの端に座って、床に足をついてもらおうかな。
多分、私のエゴ、独りよがり、自己満足を求めているだけなんだろうけど・・立てるようにならないかな

お姉さん、今日もありがとうございました。
水曜日の食事介助もまたよろしくお願いしますね。


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2 コメント

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Unknown (柴)
2016-06-26 19:51:21
お久しぶりです。
サキさん、シュークリームもクッキーもきっと喜んで食べたんでしょうね。
家族の声を聞きながら食べるデザートは、格別ですもんねー。

私の施設では老健ですが看取り介護もしています。
先日一人のおばあちゃんの最期に立ち会わせていただきました。
食べることが大好きだったおばあちゃんです。

食べることは何より生きていく上で大切なことですもんね。
サキさん、これからも大好きなものをたーくさん旦那さんと一緒に食べ続けられるといいですねー。
Unknown (サキさんの夫)
2016-06-26 21:14:54
柴さん、ありがとうございます。

甘~いもの大好き夫婦なので、せっせとサキさんとアマ~~イ物を食べようと思います。

柴さんの老健さんは看取りまでされるんですね。頭が下がります。これからも利用者さんの力になってあげて下さい。

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