北陸旅行にいって来ました!〔その1〕 | 気がつけば天空の住人

気がつけば天空の住人

東京都西多摩郡檜原村、標高650mに建つ天空の家「晨隆庵」での暮らしを綴ります。住民票も移して、週末田舎暮らしは卒業!「気がつけば天空の住人」改め「気がつけば天空の住人」となりました。

「日本海が見たいね。」

 

私がふと口にした言葉が、この北陸の旅のキッカケになりました。

 

別に海が恋しい訳ではありませんが、

四国の太平洋側 高知県で育った私達には、漠然とした日本海への憧れがあります。

 

留守中のフクちゃんとサブちゃんの面倒は、八王子在住の長男が引き受けてくれました。

「金沢辺りを目指して、車で行こうか。」

「途中であちこち寄って、行きたい所に行ってみようよ。」

ということで、3泊4日の旅に出る事にしました。

 

11日の朝、餌箱一杯にキャベツやらトウモロコシの皮やら干し草やらをあげました。

 

「ん?」と一瞬振り返ったフクちゃんでしたが、

 

 

すぐに餌に夢中になって、私達の方は見向きもしません。

私達は、その隙に出かける事にしました。

こうしないといつまでも私達をじ〜〜っと見続けるので、

何だか後ろ髪を引かれるような気がするのです。

 

 

レンタカーに乗り込んで、早速スタートしました。

一番最初に目指したのは、長野県の美ヶ原高原美術館

慣れないカーナビが使い辛くて上手く操作出来ず、初っ端から「あーだこーだ」言い合いながらのドライブとなりました。

 

実は、この美ヶ原高原美術館を訪れるのは二度目なんです。

もう25年以上前、幼い息子3人を連れてここに来た事があります。

 

あの日はバケツをひっくり返したような大雨でした。

車からなかなか出る事が出来ず、持参したお弁当を家族5人車の中で食べました。

せっかく来たんだからとやっとの思いで建物の中に入り、

子供向けの遊具のある所でしばらく遊びました。

 

結局殆ど彫刻を見る事も出来ず、また大雨の中を帰途につきました。

美ヶ原高原美術館と言えば「大雨」…と連想してしまうという、悲しい思い出がありました。

 

 

この日のお天気は、曇り時々晴れ。

何とか、昔の大雨での悲惨な思い出を払拭出来そうです!

カンカン照りでもないので、助かりました。

 

 

以下、パンフレットを丸写しです。

「美ヶ原高原美術館は長野県の中央、八ヶ岳中信高原国定公園の北東部に位置し、北アルプスをはじめとする雄大な山並など360度の眺望と200種類以上にも及ぶ高山植物が魅力の日本一美しい高原といわれています。」

「美ヶ原高原美術館はその地の一角に、1981年6月、箱根・彫刻の森美術館の姉妹館として開館しました。緑あふれる草原の屋外展示場に現代彫刻を中心に常設展示する、ユニークでスケールの大きい野外彫刻美術館です。」

 

、、とのことです。

 

 

広い敷地内を、旦那さんと二人で鑑賞。

美大の彫刻学科中退の彼とは違い、私の方ときたら何とも稚拙な連想に耽るのでありました。

 

巨大な足の彫刻に止まっている虫を見て、檜原村のヤギにたかっているブヨを思い、、、

 

 

この彫刻を見ては、晨隆庵の急斜面の草むらのひっつき虫「盗人萩」の実を連想し、、

 

 

ドアの前に立つ羊の彫刻を見ては、晨隆庵のお留守番をしているヤギのフクちゃんとサブちゃんを思い、、

 

「凡人はしょーがないなぁ」と我ながら呆れながら、高原の美術館を後にしました。

 

 

一日目の宿は、長野県東御市で葡萄作りをしておられるSさん宅。

Sさんは、旦那さんの美大時代の同級生です。

 

Sさんの育てる葡萄の味は絶品で、あれほどの上質な甘さにはなかなか巡り会えません。

無農薬で皮ごと食べられる、超おすすめの逸品です。

 

美大時代の話にも花が咲いて、楽しい一夜となりました。

お土産に、お手製の梅酒とトマトピューレーを戴きました。

 

葡萄作りでお忙しい中、Sさんには本当にお世話になりました。

翌朝は、金沢に向けて出発します。

 

 

 

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