何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

偶然の出会い

2015年08月29日 20時42分34秒 | Weblog
プップー!。

小雨が降っていたので今朝は少し早く散歩に出た。
「熊野宮」この石碑のある交差点を渡っていると、信号待ちをしているプリウスのタクシーがクラクションを鳴らした。
仕事中の秋山さんだった。運転席の中はよく見えなかったが、僕に手を降ってくれているのは見えた。
僕も杖を高く振り上げて答えた。

交差点を渡りきったところで信号が変わった。
プリウスは行き過ぎ僕は神社へ。
街中での一瞬の偶然の出会い。
こういうのって妙にうれしいんだよね。
毎朝、おやじ会議で顔を合わせているのにねっ。

いつもの仲間と思わぬ所で思わぬ出会いをすると、舞い上がってしまうかと思うほど嬉しくなって顔がくちゃくちゃにほころんでしまう。

ちょっと早くに散歩に出た。
その小さなチャレンジで大きな喜びを得た。

いつもとちょっと違う事をやってみる。
何も変わらないかも知れないが、いつもと違う事に出会える確率は確実に増える。

アパートに早くもどったので、小雨降る中、アパートの草積みをしてからおやじ会議に出た。
しばらくして、仕事を終えた秋山さんが帰って来た。
「高橋さん、さっきはどうも。腹減ってたのかい、パン食って歩いてたねー。」
「ちょっと早く出たから、ローソンで菓子パン買って食べながら歩いていたらクラクション鳴ったんでビックリしましたよー。」
「そうかいそうかい、ハッハッはー。」

今朝もおやじ達の馬鹿話で1日は始まった。

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