とり喰らう会、開催見合わせ。 | 庭には200羽ニワトリがいる。

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静かな山の腐葉土の上で走り回り、虫や国産にこだわった自家配合の餌をついばむ鶏たちとの愛と平和に溢れる暮らしっぷり!夫は海士(あま)さん、日本海の天然海産物も食べられる。田舎暮らし最高。太陽がサンサンと降り注ぐ日に生まれた息子の子育ても綴ります。

今年の【とり喰らう会】について
お問い合わせをいただきました!

2年連続春に開催していた究極の食育。

(過去の関連記事↓)

鶏を締めて、捌いて、喰らう。
参加したからの反響が素晴らしく、
また参加したいとの声も多数ありました。
まだ未体験の方々からも
開催を希望されてます。

が、、、
しかし、、、


今年の開催は見送ります。
理由は以下…


①保健所のルールをクリアせよ

鶏をお肉として提供する場合、
食鳥処理場で屠殺する必要があります。
自分で締めた鶏は、家族で食べるならOKなのです。

私たちはこれをクリアするために
イベントで食べる鶏を、前もって食鳥処理場に持ち込み、屠殺してもらっています。
当日みんなと締めた鶏は、私たち家族でありがたくいただいています。

なのですが、
一昨年まで小松市にあった
食鳥処理場が高齢のため閉業。

白山市か福井市の食鳥処理場に
お願いするしかなくなりました。

イベントなどで鶏肉を提供する場合、
今のところは福井市を2往復して
屠殺や解体をお願いしてます。
コストも時間もエネルギーも
多く割かれます。

うーむ、どうしようか。
解決策求む。



②鶏のヒナが手に入らない

大手運送会社が次々と
生体輸送に制限をかけてます。
うまれたばかりのヒナを少数羽で仕入れることができなくなってしまいました。

お肉用の鶏を実験的に飼って、その試食会も兼ねていた【とり喰らう会】なのですが、いつも20〜30羽程を一軍で仕入れていました。

それができなくなったのは
大きな要因です。

あ、採卵鶏のヒナは
50羽以上で仕入れるので
専門業者が運んでくれます。
ご安心を。
近々また新しくヒナが導入される模様♡
冬にやってきたヒナも頑張って卵を産んでくれています!




③今ちょうど締め頃の鶏がいない

卵を産み終えた親鳥は
年末年始にみんな締めてもらい、
とり鍋屋で美味しく食べちゃいました。

今うちにいる鶏は現役で卵を産んでいます。




ということで、無理に開催するのではなく今年は見送ります。
今後も【とり喰らう会】の開催をできるかどうかはわかりませんが
「(命を)いただきます」
と心から言えるような体験をひとりでも多くの人に届けたいという思いがあります。

個人的に見たい方は、ご一報ください。
保健所のルール上、
見るだけで食べれんかもしれんけど…

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わが家の農家飯
締めたての鶏と卵で親子丼。
げきうま。