いよいよ、元FBI長官コミーが、上院情報特別委員会で証言する日になった。

ABC、NBCなどの大手テレビ局も、朝から中継という熱の入れよう。

アメリカ中が注目している。




(Doug Mills/The New York Times)


私としても、テレビにかじりついていたいところだけど、きょうに限って、8時半に娘のオーソドンティスト(矯正歯科)のアポが。

その後、娘を学校に送り、ついでに宇和島屋で買い物してきたら、テレビ中継は終わっていたわ・・・(当たり前か)。

結局、見れたのは、朝食と出かける支度をしながらの20分くらい。

残念!

でも、予想通り、今回の証言で、決定的な新事実などは出て来なかった。

昨日、コミーのStatement(書面)も提出されていたし。

で、重要な出来事を順に記載してみると、こんな感じ。


1/27
 
コミー、ホワイトハウスでトランプと食事。

「今の仕事を続けたいか?」とトランプに聞かれた後、「忠誠」を求められる。

2/14

オーバルオフィスでのミィーティングの後、トランプに残るように言われ、二人で会話。

「フリン元大統領補佐官とロシアとの関係についての捜査を中止してほしい(Let Flynn go)」と言われる。

3/30
 
トランプからの電話で、「ロシアの捜査が暗雲となっている。この雲を取り除いてほしい」と言われる。

4/11
 
電話で、トランプに再度「忠誠」を確認される。

5/9

FBI長官解任


今日の証言で、コミーは「ホワイトハウスのFBIへの中傷は、明白な嘘だ」と断言。

また、ロシアの干渉に「疑いはない」と述べた。

しかし、トランプの行動が司法妨害に当たるかについては、明言を避けた。

でも、これって完全な妨害だと思うし、大体、FBI長官に大統領への忠誠を求めるなんて、三権分立を理解してないでしょ、トランプ。

トランプはとりあえず、自分が捜査の対象になっていないと、コミーが証言したことで気分良くしてるみたい。

彼にしては珍しく、ツィートもしていない。

が、フリンは元より、娘婿のジャード・クシュナー(上級顧問だそうだ)や、セッションズ司法長官が、ロシア側と接触していたことは判明している。

トランプが何らかの関わりを持っていたことがわかれば、トランプの責任を追及できるけど。

さて、どうなるんだろうか?