2019/06/13
どうしてそんなふうに考えられるんですかねぇ
想像力なんですかねぇ…。
…とメンバーの発言に対し
自分には思い至らない点に気づきを得た他のメンバーがつぶやきました。
今日は4回目の読書会
どんな感想を述べるか…というよりもメンバーが発した言葉から繰り広げられる予想できない展開が面白く、いつもながら味わい深いものになりました。
一人で読んでいるときには気づかなかったことが違う視点に触れ、自分の体験が蘇ったりします。
「今、思い出したんですけどね、〇〇なことがあった時のこと…」とその人の味わった切ない感覚などが思い出と共に語られることで聴く側も想像が膨らみます。
メンバーの発信が考え巡らす呼び水となるのです。
想像力というのは、元々備わっているものではなく、
何かを聞いた時にそれとリンクするようなことが経験の蔵にある体験と結びつけられ想像という形で心に広がるものなんだろうなぁと思います。
ひとり心の中で巡らすのも大事です。
でも、経験の違う人の発信を聴いて巡らせる思いも新たな視点を得る想像の源としてとても大事だと感じました。
ほめるということは
「能力のある人が能力のない人に下す評価」なのですから
この件(くだり)では
それぞれの経験が語られ、
「気づかなかったけど本当にそうだなぁ」と深くうなずきました。
年齢、職種の違うメンバーとの語らいが視点を拡げるための想像の筋力アップにつながった気がしました。
参加メンバーのお三人様、
今回もありがとうございました。
次回の最終回(第五夜)も楽しみにしています。
次回の読書会は9月25日です。