めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

春は解毒!の小豆効果♪

2018-03-08 | 薬膳&食療(豆/穀類)
冬は貯蔵の季節なので身体は溜め込みモードです。

だから解毒がしにくい季節。

そして、春は一気に芽吹く季節ですから身体の外へ出しやすい。
そう、春は解毒に最適な季節なのです。


そんな解毒のお手伝いをしてくれるのは日本人に馴染みの深い小豆。

「あんこ」として馴染み深いのですが、あんこに解毒効果を見込めるかと問われたら…  うーん、どうだろう?(いやーっ正直こたえに困るなあ)ってなりますけど。

先ず、何が良くないって、「ゆでこぼし」

小豆を生薬として使う時は、水に浸して成分を抽出し、その浸した水のまま2〜3度煎じて煎じた液を飲みます。

浸した水は絶対に捨ててはいけません。

そんなわけで小豆の効能を得たいのならば「ゆでこぼし」は恐ろしくモッタイナイ話なのです。

我が家はあんこを作る時でも茹でこぼしはしません。その方が味が複雑で美味しいと思いますし。

たまに市販品のあんこをいただくと、「味がクリア過ぎて…甘さのパンチが強烈!」と感じます。

まあ、私の味覚は一般的ではないですけど…



お正月以来暫く小豆を食べていなかったのですが、先日久しぶりに食べたくなったのと「春は小豆で解毒するといいよ〜」って薬膳・養生の教えにもあるので買ってきました。

いつ作ろうかな〜♪と食在庫に入れたらながらく放置されて正直困っていた玄米と目が合いました。(そんな気がした気まずいワタシ)

「ああ、コレをどうにかしないと…」 ため息をつきそうになった時にふと

「そうだ!小豆を入れて炊いてみよう!」と思いつきました。

やってみたら大正解!

私が苦手な「玄米独特のニオイ」が全く気になりません。

「ウソー」

ってくらい気にならない。 

あのなんて言うか、甘い様な、なーんかよくわからない風味が消化の悪さ以上に苦手だったのですが、小豆を入れただけで美味しく食べれるのです。

なにー?

3キロ×12ヶ月分の玄米の最後のひと袋も残り半分のところでようやく美味しい食べ方に出会えたと言う…

ええ、ええ、それでもはっけんできただけでもじゅうぶんです!!

お粥、発芽玄米、炒り玄米、圧力鍋の炊き方研究…  今までの苦労を思い返すと…



近いうちに玄米を美味しく食べ切る事が出来そうです。

ヨカッタ
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