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ケネディ元大統領の娘が日本を去った

2017-01-18 22:29:45 | 落語
 米トランプ新政権発足を前に離任する駐日米大使のキャロライン・ケネディが18日午後、成田空港からひっそりと帰国の途に就いた。

 彼女は2013年11月に着任して以来、これと言った実績はない。ただ、「ケネディ」という名前だけが記憶に残る。

 彼女が駐日米大使と決まった時、日本のマスコミは「日本重視の表れ」とカネ太鼓で大騒ぎした。理由は、あの有名な、「第35代大統領ジョン・F・ケネディ」の長女だからである。

 大統領が暗殺された瞬間を私は衛星中継の生放送で見た。テキサス州ダラスで、オープンカーの後部座席に乗ったケネディが一瞬、ガクンと首をうなだれた。「大統領が撃たれた」とアナウンサーが叫んだ。

 まさか、ウソだとすぐには信じられなかった。確か日米初の衛星中継ではなかったかと記憶している。その記念すべき日に、大統領が狙撃された。

 のちに犯人とされるオズワルドが逮捕された。ところが、彼は事件2日後にダラス警察署の中でジャック・ルビーに撃たれて殺された。

 このジャック・ルビーなる男は謎が多く、ダラスでナイトクラブを経営。警官にタダで飲み悔いさせ、親しくなった警官にはストリッパーとのデートまでプレゼントした。

 若いころは、伝説のギャングのボス、アル・カポネの使い走りをしていた。ユダヤ系の移民。

 ジャック・ルビーはオズワルドを銃撃したその場で逮捕され、のちに死刑判決を受けた。最後は病死した。

 とにかく、この「ケネディ暗殺事件」は謎が多く、本当の犯人が誰なのか、いまだに真相は闇の中だ。

‎ 父親の葬儀に母、ジャクリーン・ケネディに手を引かれ、そばで何もわからずたたずんでいた幼いキャロラインの姿がいまだに目に浮かぶ。

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