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本当は茶番劇の国会審議

2015-07-03 00:22:24 | 私たちの暮らしと政治
こんばんは。
いきいきライフコンサルタントの村岡民弥子です。


国会の会期が延長されて、
安全保障関連法案について
誠意を持って、「議論を尽くす」
などと、安倍首相は言っていますが、


そもそも、日本の議会のシステムは
「議論を尽くした」ら何かが変わる


というようになっていないのです。




私たちは、小学校の時から、
学級会で、色々な異なる意見を
やり取りして、自分と異なる意見を
持つ人が「なぜそう思うのか」を聞き、


「なるほど、分かった!」と納得して


自分のスタンスを変更する事がある
という経験をしているので


当然、国会などの議会内においても


「十分に意見を交換する事によって」
お互いの違いを歩み寄らせて、


最善の「妥協点」を見出していくのが
当たり前だと思っているのでは
ないでしょうか?




日本の政治のシステムの最大の問題が、
実はここにあります。



どれだけ、時間をかけて議論を尽くそうが、
結論の何かが変わる事などない!!


そもそも「始めから結論ありき!」


与党は、野党の言い分なんて、
最初から「聞く気」が無いのです。


とにかく、相手の持ち時間の間、
「ぎゃーぎゃー」とまくし立てているのに
耐え抜きさえすれば、質疑時間の終了が
やってくる。



後は、議員の構成人数によって、
賛成が〇〇人、反対〇〇人となる事が
予め見えているようなもの。



たまに、党の決定通りにすると
「自分の次の選挙が危ういかも?」と
思う人たちが、党に迷惑をかけない
範囲内で、自分の保身のために


「棄権」という手を使いますが、
大勢に影響を与えない程度までなら
許されているという、水面下での調整が
間違いなくされているでしょう。


つまり、一日3億円ものコストをかけて、
行われている、「国会における議論」は、
予め、質問内容も、答弁も作文された、
シナリオの読み合わせでしかないのです



国会中継を聞いていると、
「通告がないので、その事はお答えできません」
と言っていますよね。


「通告」とは、前もって、
「この事を聞きますよ。」と提出しなければ
ならないと決められている事。


大臣の仕事は、
この「通告に基づいて」官僚が夜を徹して
作文した「答弁書」を読み上げる事と
言っても過言ではないくらいです。



結論ありきだからこそ、
野党議員があまりにも突飛な事を
発言すると、与党議員がニヤニヤと
笑い出す事がある訳です。


(まあ、せいぜい言ってろよ、
という感じでしょうか)



本当に残念なシステムです。



そのシステムを変える事が出来るのも
まさにそこを牛耳っている与党議員たち。


自分たちに不利益になるようなルールに
変える事など、ある訳がないという事。



一体どこから、手をつける事が出来るのでしょう。






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