下仁田街道で蓋散歩 藤岡宿~富岡宿 その1 越境蓋、石碑あれこれ | 東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

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マンホールや消火栓などの蓋、特に地味蓋を中心に観察しながら歩きまわります。タイトルとは裏腹に都外出没頻度も高いです。

中山道のバイパス(脇往還)として本庄と軽井沢あたりを繋ぐ下仁田街道(姫街道)を歩きました。本庄から藤岡までも歩いているのですが記事にしてなかったかな?今回は藤岡から富岡まです。
 
藤岡市のご当地デザイン蓋は鬼瓦バージョンと埴輪バージョン。昔から焼き物が盛んだったのでしょうか?
 
立派な里程標から街道スタート。
 
「大正四年十一月十日御大典記念 群馬縣多野郡建設」とあります。即位の儀式のことですよね?当時はこんな石碑が各地に建てられたのでしょうか。
「自藤岡町 至谷町村」
 
土蔵
 
プレハブ的な建物に不似合いな文字
 
「ビニ弁」「ビニベン」ビニール製の弁でしょうか?敢えて材質を書く必要もないように思いますが。
 
藤岡市の水道は昭和34年給水開始とのことですが右書きのありました。
「止水栓」
「量水器」
 
これは千葉県水道からの越境蓋。千葉県水道の蓋は埼玉県秩父市静岡県伊東市にも越境していました。関東制覇を狙っているのかも。
 
漫画家の加藤芳郎さんのサイン入り。
 
明治の石碑。
「明治三十九年奉祠 日露戦役陣没者忠魂像」「明治四拾四年九月?建之?」
 
昭和の石碑。「昭和九年十一月 特別大演習記念」
 
「山」???と思ったら上下逆でした。
新潟から東京まで延びるガスのパイプラインだったかな?
帝石(現 国際石油開発帝石)の「帝」
 
プラスチック製の杭
 
中継施設のような施設もありました。
 
蓋も。「T」は帝のTか、分岐点を示すTか?
 
水道蓋に戻ります。
取っ手付きの「止水栓」、「空気弁」
取っ手に針金が結ばれている「制水弇」
シンプルながら渋い「止水栓」
丈夫そうな「止水栓」
よくある中型の蓋「空気弁」
 
「弁」が独特な前橋市の水道蓋が越境しているようですが「大和」とあります。地名かと思いますが、前橋市にも藤岡市にも大和という地名はなさそうで、謎蓋です。
 
「ヒラク」表示が面白い水道蓋。見慣れない蓋です。下の枠内が削られたようですのでどこかの自治体の蓋を借用しているのでしょうか?
 
消火栓の蓋。藤岡市独自のデザインではないと思いますが水色の蓋はあまりないと思います。地味蓋も地紋がきれいです。
 
民家の玄関先に貼ってあったお札のようなもの。中山道沿いでも見かけたような気がします。
魔よけの鬼だったかな?