祭りの宵。 | け?

け?

「こんなに馬鹿だと思わなかったからさ」




歳を取ると筋肉痛は翌々日に出る。って言うじゃん?

痛え。
腰、尻、太もも、つちふまず。
おいっしょ。
いててて。
朝からスローモーションでしか動けん。


上り常磐道三郷辺り~首都高は、右も左も「ぱっ。ぱぱっ」花火だらけ。
俺の街の高速出口手前で「どどーん」
あ。始まった。
うちの脇の路地に嘘紫を雑に停め『1年でこの日にしか上がらない』二階へ。
うんまぁ見えた。そこそこ近い。


金曜から今日までこの街は祭り一色。
『関東ではそこそこ有名な祭り』だそうだ(興味無いし)
去年の人出は延べ30万人。
俺の知ってるある街の『Anal Festival(来週だよね?)』の人出が35万人。
俺の街の人口、13万人。
あなるへすてぃばるの街の人口、26万人。
相対的に考えると俺の街の祭りってすごいんだねぇ(喧しくて迷惑)


花火を「わーきゃー」言う歳でもないので、花火終わりで混み出す前に小料理屋へとことこ。
結論。

祭りの夜に外食しちゃいけません。


「Kenさんこれ食べない方がいい」

ん?
サクッ。サクッ。あむあむあ・・
うえっ。

「出しなさい」
「みっともないけど、ぺっ。しなさい」


この店の(個人的)名物の海老フライ。
酸っぱ苦い変な味。
彼女いわく「解凍に失敗したんだと思う」と。
ちょっと飲み込んじゃった。
お腹痛くならないかなぁ。
『おにぎりとしじみの味噌汁と瓶ビール』以外、ことごとくダメだった。
花火帰りの(着崩れた)浴衣のおねいさんおばはん達が大挙して押し寄せて喧しい。
浴衣袖まくりしてタバコ片手にジョッキ煽るなよ。色っぽくも何ともないよ。浴衣ってそのためにあるんじゃないの?
テーブルの上を(本当の意味で)そのままに♪
店を出た。

うーん。
あの小料理屋、しばらく行かんかも。
こういう時の接客こそ大事なんじゃないかと思うんだけどなぁ。


「お祭り行って、たこやきでも食べた方がよかったね」

まったくだぁー


祭りってさ。
楽しいのは、
子供、若者、カップル、DQNだけだよなぁ。