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ちょっと時間が経ってしまいましたが、こないだの週末、前にネタにした
掲題バンドのライブに行ってきました。現場はブルーノート東京。
こういうの行く前って、大体居酒屋等で暖気してから臨むということが常
だったんですが、今回は素面で入場。ま、それが普通なんですけどね…。
フロントの様子。照明かなり落としてて暗いです。
こちらは会場内。
ステージまでちょっと遠いかな…というか、何か広くなったような印象が
ありましたね。高い天井は一緒。
今回メンバーはこないだのネタで触れた通りアルバム2枚目~5枚目までの
面子。いわゆる黄金期ですわ。で、ほぼ定刻通りに5名登場。満席会場全員
大拍手で大歓声。
スタートは知ってるけど曲名が出てこん…というヤツ。演奏内容について
は、もう多くは語りますまい。スーパープレイのさらにスーパーウルトラ
って感じ。ゴージャスにしてスリリング、ギリギリまでテンション高めた
ような演奏で、このジャンルの世界トップレベルであること異論を待たず
というところであります。
それを踏まえた上で、敢えて申し上げますと、冒頭しばらくの間はちょい
粗さを感じましたね。あと、各楽器のバランスももひとつよろしくないか
という印象でした。曲を追うごとに速やかに解消されましたが。
曲目でパッと出てくるのは、CTA と Got a Match ぐらいでしたな。他にも
曲は知ってるけど曲名が…のクチが幾つか。途中アコースティックっぽい
前衛的な曲のとこではちょっちダレ気味でした。それと、どーも各曲での
構成というかパターンが似てしまってるんですよねえ。テーマをやって、
各パートのソロ、テーマに戻ってソロ…という形式が何曲も続いてたんで
ワンパターンっぽくなってたのは否めません。この曲はギターとベース、
この曲はキーボードとサックス、この曲はドラムにハイライト…とかいう
風に変化を付けてくれた方が一層良かったかなあ…という感じでしたね。
どれもこれも結構長い曲というのもあったしね。とかいいつつ、現場では
モレなくウォ~ッ言うて盛り上がってたんだが…。
で、ラスト曲が Got a Match だったんですが、もうチック・コリアが前に
出てきてショルダー・キーボードを肩にかけた時点でこの曲やるのがバレ
てましたね。お約束ですわ。始める前にオーディエンスに発声練習させる
のもお約束…。
2016年、本家NYブルーノートでのライブです。
今回はアンコールはなかったけど、約90分に及ぶステージで十分満足感が
ありましたね。概ね本演奏60分強+アンコールというのが多いことを勘案
すれば、今回のは実質的にもっと長かった感じでした。ラストの曲なんて
20分以上になってたんではないかなあ。CTAなんかも軽く10分超ですし…。
にしても、チック・コリアは70台半ば、他のメンバーも50才台だと思うん
ですが、まあ皆さん元気元気。コリアさんはえらい痩せたというのが仲間
内で心配されてたんですが、ライブ見た限りでは全くの杞憂でしたなあ。
プレイ的にはギターのフランク・ギャンバレが、かなり調子良かったよう
に思われましたです。
てなことで、演奏の中身にはあまり触れてない上にブツクサ言うてる感想
になってますが、30年以上前から聴き続けてきた憧憬バンドの演奏が目の
前で繰り広げられまして、現場ではほとんどウルウル状態でありました。
いやホンマ、よくぞ来日してくれた、しかもこのメンバーで、と感謝感激
の一日であった旨、念のため申し添えまする。
ブルーノート特製ビール。ちょっとフルーティでした。
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