人生を変えるほど感動する本を紹介するサイトです
本ナビ > 書評一覧 >

「達成の科学―確実にゴールへ導くステップ・バイ・ステップの招待状」マイケル・ボルダック

2016/02/06公開 更新
本のソムリエ
本のソムリエ メルマガ登録[PR]

達成の科学――確実にゴールへ導くステップ・バイ・ステップの招待状


【私の評価】★★★☆☆(78点)


要約と感想レビュー

 目標達成コーチが教える目標達成の手法です。まず、目標達成コーチが教えてくれるのは、アファメーション(自己暗示)です。そして、宝地図(夢マップ)を作り、成功をイメージするのです。


 具体的にイメージできたものしか実現しない、ということなのでしょう。イメージして、行動して、結果が出るのです。行動を妨げるイメージを排除するためにも、行動をサポートするよいイメージを頭の中に維持するのです。


・コーチは次に、「毎日20分間インカンテーション(感情を伴ったアファメーションや自己暗示のこと)をしてください」と言いました(p75)


 世の中には、目標達成コーチと反対に、親切に成功の足を引っ張る人がいます。「今のことだけで精一杯で、やれるはずがない」と親切に助言してくれる人。こうした"できない理由"を見つけ出し、自分だけでなく周囲の人も引き込もうとする人です。そうした人は、これまで成功してこなかった自分の経験から、確信を持って何もしないという選択肢を選ぶのです。


 重要なのは、そうした人と付き合わないことです。お金持ちになりたければ、お金持ちと付き合う。事業で成功したければ、事業で成功した人と付き合うのです。似た者同士が集まると言われるように、付き合う人に影響を受けて、だんだんと似てくるということなのです。


・重要なのは、自分の成長を助けてくれる人と付き合うことです。もし人生の中であなたの成長を阻止している人がいれば、そういった人たちから距離を置く必要があるのです(p162)


 目標達成コーチの付き合う人を選びましょうというアドバイスは、正しいと思います。なぜなら、自分を変えるためには、時間の使い方を変えるか、住むところを変えるか、付き合う人を変えるとよいと言われているからです。成功していない人にアドバイスを求めるのではなく、成功している人にアドバイスを求めましょう。


 ボルダックさん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・彼は、4日間の全セミナーを一言一句丸暗記してすべてを復唱していたのです・・モチベーションとは出来事ではなく習慣だと気づいたのです。(p67)


・ビジョンボードに記された私が将来、手にするであろうそれぞれの利益を見て、すでにそれを手に入れたと想像し、「これを手にした今、どう感じるか?」と質問するのです(p85)


・いずれにせよ、私たちは行動を取ることで、つねに結果を得ているのです。結局は、とにかく行動を起こさなければ何も生まれません(p192)


・成功は、たまにやることではなく、一貫して行う行動によってもたらされる(p195)


・悪い付き合いは、良い習慣を台なしにする(コリントの信徒への手紙1 第15章第33節)(p143)


・マスターマインドグループ・・・プランを改善するために2名以上で構成されたグループを持つことが、フィードバックを得るもう1つの方法です(p186)


▼引用先
達成の科学――確実にゴールへ導くステップ・バイ・ステップの招待状
マイケル・ボルダック
フォレスト出版 (2015-01-07)
売り上げランキング: 4,999


【私の評価】★★★☆☆(78点)


目次

Prolougue 「達成の科学」とは何か
1 「できない」のは痛みと快楽を理解していないから
2 最高のモチベーションの生み出し方
3 無意識の障害「リミティング・ビリーフ」を壊す
4 生き方に急激な変化を起こす行動
5 夢を現実化させるプランニングの技術
6 自動的に行動を生み出す7つの規律
7 どんな障害にも打ち勝つ



著者経歴

 マイケル・ボルダック(Michael Bolduc)・・・1973年、カナダ生まれ。7歳のときに、父親が母親を殺害するという衝撃的な事件を体験。そのショックから重度の吃音症と極度の対人恐怖症となる。16歳のときには養父母の家からも追い出されて高校を中退。しかし、たまたま友人に誘われて参加したセミナーをきっかけに自己変革に目覚め、吃音症を克服。その後、目標達成コーチとしてキャリアを積む。現在は南国のビーチで愛する家族と共に過ごしながら、個人コーチングやセミナー、執筆活動を通して世界中のクライアントに成功と幸せを届けている。


楽天ポイントを集めている方はこちら



読んでいただきありがとうございました!

この記事が参考になったと思った方は、
クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓ 
にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ第3位
にほんブログ村

blogranking.png
人気ブログランキングへ

<< 前の記事 | 次の記事 >>

この記事が気に入ったらいいね!

この記事が気に入ったらシェアをお願いします

この著者の本


コメントする


同じカテゴリーの書籍: