2017年1月12日木曜日

今までを振り返る その1

あまりきちっとした振り返りをするつもりはないが、時にこういう事を少しずつするのも悪くないかなとやり始めることに。
かと言って特別素晴らしい功績を挙げてきた訳でもなく、思い返して気になる事に焦点を当てて進めていけばいいか。
まず、オーストラリアに来た理由は人口が少なくて土地がたんまりあるところに魅かれたから。気候も穏やかだし、日本とも時差もさほどなく、英語圏の国で一番気軽に行ける国。
ま、単純と言えば単純な理由。でも、若い頃になんとなく方向を定めていた。
だからと言って英語に本当に興味があったかというのはそうでもなかった。言葉よりも先に誰か違う国の人たちと他愛のない話をしてみたい気持ちがあった。
これは漠然とした気持ちでそういう気持ちを日本人にも向けられるようになった事はオーストラリアを1周したことに起因する。

最初英語習得のためにどちらかと言えば日本人を毛嫌いしていた。なんだか日本人である自分さえもどうにかして洗い流そうとしていた。(勿論、そんなことは出来るはずもないのに。)
日本人に生まれて損したと思い込んでいた。今はそんなことは思わない。だからって子供たちを見て羨ましい気持ちがないと言えばそれも嘘だが。

本当にしたいことがこの国にあったかどうかは定かではないが、自分の未知の世界に足を踏み入れる事によって何故か何か大きなことを達成したかの様な幻想に包まれていたんだと思う。だから何かを達成するのに場所は関係なかったが、親元離れる上で"誰にも頼らず"というレッテルの上では十二分な満足感に浸っていた。(本当に若かった。)

初めての渡豪は総てが真新しいから時間を感じることなく感動の渦にいたまま楽しかった。1年があっという間に過ぎ、帰国する事に恐怖を覚えた。
2度目の渡豪では余裕があったつもりだが、自分の英語力の低下を目の当たりにして、焦りが自分を押し上げた。そして4か月にしてTAFEの入学資格を得て天狗になっていた。が、その英語力が大したものではない事に愕然とされ、2年間のコースをどうやってこなしていくか、本当に修了できるのかと暗闇の中を手探りで進んでいる状態だった。
それでも、自分なりに一生懸命取り組み、Creditではあったが期間以内に終了した。
ここまでは計画通りに行ったのだが、その後がまたまた試練で、準備のない状態での軌道修正となったのだ。



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